おにぎりは台湾では飯糰と呼ばれて朝ごはんとして一般的によく食べられています。日本のおにぎりとはずいぶんイメージが違って、その豪快な握り方やすごいボリュームの具に初めて見た人は驚くと思います。特に揚げパンが具に入ってるのにはビックリでしたね。そんな飯糰ですが、最近はいろいろと独自のアレンジを加えたものが見られてなかなか興味深いですね。中でも見た目を意識したかわいいものなど若者、特に女の子に受けそうな飯糰をよく見かけます。飯糰にもインスタ映えの時代が来てるのでしょうか(笑)。というわけで今回は一中商圏にお店を出しているちょっとかわいい飯糰の屋台を紹介します。
※「飯糰打嗝了」は下記に移転しました。
新住所:台中市西區博館三街62巷23號
飯糰打嗝了
店名の意味はげっぷおにぎり
飯糰打嗝了は一中商圏と呼ばれる台中公園近くにある繁華街に毎朝出店するおにぎり屋台。このエリアでも特に大きな通りである三民路にお店を出しています。
具体的な場所は三民路と育才街の交わるところで、三民路を挟んで向かいには國立臺中科技大學の大きな門があります。目印にするとよいですね。
おにぎりは台湾では飯糰と呼ばれています。日本のおにぎりとは違ってその豪快な握り方や具のボリュームに、初めて見るとちょっと驚きます。
が、飯糰打嗝了の飯糰はちょっと独特。日式の飯糰、つまり日本風のおにぎり、という触れ込みで人気になっているちょっとかわいいルックスの飯糰なのです。
ちなみに飯糰打嗝了の打嗝了とはゲップという意味なんです。おにぎりを食べてお腹いっぱいになってね、ということですね〜。
木札に書かれたお品書き。おにぎりのキャラクターがかわいいですね(笑)。よくみると日本語で「げっぷおにぎり」と書かれてます。
この日のメニューは飯糰が5種類、寿司が2種類、飲料が2種類。値段は一般的な飯糰に比べてやや高めですね。それだけ手が込んでるということでしょう。
こちらが飯糰打嗝了の飯糰。台湾でよく見る飯糰はビニール袋にご飯を入れて、それを握ってそのまま渡すのですが、こちらは可愛くパッケージされています。
メニューにあった寿司というのはこちら。いなり寿司ですね〜。
台湾風? 日本風?
飯糰を3つほど購入しましたよ〜。ラッピングがかわいい、ちゃんとキャラクターの絵が入っています。
ちゃんと食べ方があるのです(お店の人が食べ方を書いた紙をくれますよ)。まず紐をほどいて・・・
開けると一番外側に海苔が巻いてあって中にラップに包まれたおにぎりが入っています。海苔を巻いてあるというのが日本風ということでしょうか。刻んだ海苔をまぶしてある飯糰は見たことありますが、ここまではっきり巻いてあるのはあまり見たことないですね。ご飯との間にラップを挟んであるのはコンビニのおにぎりのように海苔が湿らないようにしてあるんでしょうね。
ラップを取って(これがなかなか難しい(笑))おにぎりに海苔を巻きます。
完成。いただきます。
エビ天入りおにぎり。天むすじゃないですか、名古屋ですね。でもなんかご飯にも味がついてますよ。大きさは台湾の飯糰からすると小さ目ですね。日本人からすると普通の大きさなんですが台湾の飯糰てデカいのです。特に台中のは巨大です。
炸蝦天打嗝(55元)
なかなか美味しい。具にしても海苔を巻いてることにしても台湾の人からすると日本風の飯糰なんでしょうけど、日本人からすると台湾風なんだか日本風なんだかよく分からないことになってますね(笑)。
日本風焼肉おにぎり。うーむ・・・このお肉が日本風ってことなのかな?
日式燒肉打嗝(55元)
焼肉の他、煎り卵、緑のはキュウリかな? あと飛子みたいのが入ってますね。ちょっと味が濃い目ですがこれも美味しいですよ。
ピリ辛の唐揚げとチーズが入ったおにぎり。枝豆も入ってますね。これだけ他のおにぎりより10元高いです。
辣雞乳酪(65元)
結構ピリッときますね。ま、でも意外にチーズがよく合って美味しい。ご飯が味付きなので全般的にやや濃い目です。
奶茶、ミルクティーも買ってみました。こちらも台湾にしてはかわいいサイズです。
奶茶打嗝(55元)
いろいろと創意工夫があって面白いおにぎり屋台ですね〜。台湾の飯糰はもう何度も食べたよ、という人はたまにこういうのもいいのではないでしょうか。
店舗情報
住所 | 台中市北區三民路三段116號 |
営業時間 | 6:30〜9:55 土6:30〜10:10 (売切れ次第終了) |
休日 | 日 |
FB | 飯糰打嗝了 |