台南の名物にサバヒーを使った料理があります。サバヒーというのはミルクフィッシュと呼ばれニシンやイワシの仲間に比較的近い魚で(サバではありません)、臭みのない淡泊な味が特徴。身は脂がのってすごく美味しいんですよ。台湾南部で養殖が盛んなので北中部ではあまりサバヒー料理のお店を見かけませんが台南ではたくさんのお店を目にします。今回はそんな中から特に人気のあるお店の1つ、王氏魚皮を紹介します。
王氏魚皮
安平のサバヒー料理の人気店
王氏魚皮は台南の安平にあるサバヒー料理のお店です。運河に平行する安平路沿いの牛肉湯の超人気店、文章牛肉湯のすぐ先にあります。
お店の目の前には運河が流れるのんびりとした雰囲気です。
店頭の路上にはテーブルと椅子が設置され、すでに朝ごはんを食べに来たお客さんで賑やかです。何を食べてるのか気になりますね〜。
イートインするのであれば先ず店内に入りましょう。店頭の席でも構いませんよ。店内もかなり広いですね〜、じゅうぶん席があります。
テーブルにオーダーシートがあるので食べたいものにチェックを入れ、テーブルの番号を記入して店員さんに渡します。
サバヒーというと鹹粥というサバヒーの身が入ったお粥がよく知られているのですが、王氏魚皮はそれ以外にも焼き魚にしたものやすり身のスープなど色んな料理が揃っています。大人数で来てあれこれ注文すると楽しそうですね。
店頭には詳細が並んでいるのでオーダーシートに記入する前にチェックしておくといいかもです。美味しそうですね〜。
箸やスプーン、調味料などはここから自分で取って行きます。
サバヒー料理いろいろ
料理が出揃いましたー。うーん、美味しそうです!
サバヒーの皮部分がたっぷり入ったスープ。
魚皮湯(60元)
皮といっても身がしっかり付いているので結構食べ応えありますよ。スープもサバヒーの旨みが出たあっさり味で朝ごはんにピッタリです。
「茄子」という名前の分かりやすい料理。ナスの煮付けですね。これはなんとなく馴染みのある味ですね〜。
茄子(25元)
サバヒーの身を焼いたもの、焼きサバヒーといったところでしょうか。焼きサバではないですよ(笑)。身はやや柔らかめでこれが脂がのって美味しいんですよ。
煎魚肚(90元)
お粥ではなくスープにしたので肉燥飯も注文しました。これはもう安定の美味しさですねー。南部ではやや甘めの味付けと言われますが、言われてみればそんな気もするかな?
肉燥飯(20元)
広くて料理のバリエーションも豊富なので、大勢で来ていろんな料理をワイワイ賑やかに食べるのにピッタリのお店ですね。
店舗情報
住所 | 台南市安平區安平路612號 |
営業時間 | 4:00~14:00、土日4:00~15:00 |
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