久々に永和のお店を紹介です。台北市のベッドタウンとして知られる新北市永和区。近くの板橋区や中和区に比べて面積は小さいですが、台湾でもとりわけ人口密度の高いエリアとあって美味しい小吃店や台湾スイーツのお店がたくさんあるんですよ。今回はそんな中でも台湾グルメの王道ともいえる水餃子のお店。永和に住む人なら誰もが知っていると言われる人気店、董家水餃を紹介します。
董家水餃
大通りからは見えない場所に・・・
董家水餃は新北市永和区にある水餃子のお店で永和に住む人なら誰もが知っていると言われる超人気店なのです。以前、永和に住んでいる友人にこのお店の話をすると、「良く知ってるね。ここ永和人ならみんな知ってる餃子店よ。」と教えてくれました。これは間違いない! と期待して行ってみました。
MRT中和新蘆線の永安市場駅のすぐ近くに八二三紀念公園という大きな公園があります。この公園から得和路という通りがずーと東へ延びていて、公園から1㎞ほど離れたこの通り沿いにお店があります。
通り沿い、と言いましたが厳密にはそうではなくちょっと奥まったところにお店があります。Google Mapを見ても通り沿いにお店があるように見えるのですがそこには下の写真のように看板しかありません。よく見ると看板に「巷内」と書いてありますよね。つまり路地の中にお店があるわけです。
看板の置いてある場所の建物を見るとお店とお店の間に細い通路がありますね。その奥に董家水餃の青い看板が見えます。
通路をずっと歩いて行った先の突き当りにお店がありました。表からは全然見えないので大通りを歩いている人が、ちょっとここで食べようか、ってことにはなりませんよね。この場所でお店を続けていけるわけですからその味が認められて人気に支えられている証拠ですね。
さて、メニューを探そうとお店を見渡してみましたが・・・ メニューがない。酸辣湯と玉米濃湯というスープのメニューと毎粒5元(餃子が)という表記しかありません。1種類しかないのかな? 事前に調べた情報だと少なくとも2種類はあったと思うのですが・・・
うーん、困った。こんなローカル場所の店だと英語も多分通じないだろうしどうしようかなー、とちょっと作戦を考えてましたが・・・。取り敢えず英語で話しかけてみました。
お店のスタッフの中に若い女の子が2人いたのですが意外にも英語が堪能。いや、意外というと失礼なのですが、こういうローカルな場所で伝統的な小吃店だと若い人でも英語が通じないという経験が多かったのでちょっと驚きました。
そのスタッフの話によると餃子は事前に調べていた2種類のみだということです。値段は表示されているようにどちらも1個5元でスープは酸辣湯と玉米濃湯(コーンスープ)、と親切に教えてくれました。
ニラのよい香りが堪らない水餃子
イートインする場合は調理スペースの奥にある小さな部屋へ。先ほどのスタッフに案内されてここの席で待つように言われました。
テーブルの上に調味料があるのでタレを作っておきましょう。たぶん醤油、ラー油、酢かな。
ずいぶん人気があるせいかちょっと待ちました。10~15分ほどしてお待ちかねの水餃子が到着。スープは酸辣湯にしました。
水餃 韭菜・高麗菜(水餃子 ニラとキャベツ それぞれ5個)(50元)、酸辣湯(30元)
やや小ぶりの水餃子。緑の方が韭菜(ニラ入り水餃子)白い方が高麗菜(キャベツ入り水餃子)です。
まずは餡にニラが入った韭菜の水餃子から。ご覧のようにニラがたっぷり入っているので食べると口の中にニラのいい香りが広がります。ニラの存在感がしっかりしてて美味しいですねー。
こちらはキャベツの入った高麗菜の水餃子。これはザクザクとしたキャベツの歯ごたえが堪らないですね。こちらもウマい。
酸辣湯は酸味はやや控え目で優しい感じの味でした。
さすがに永和の住民に親しまれる人気店だけあって美味しい水餃子でした。特にニラの水餃子は香りが良くて個人的に大好きな味ですねー。
1個の大きさはそれ程大きくないので1人10個程度なら余裕で食べれると思います。食べる人なら15~20個くらいいけるのではないでしょうか。いやー美味しかった、また食べたいです。
それにしても2人の女の子のスタッフはアルバイトなのかな? ずっといてくれるとまた今度行ったときに助かるんだけどな〜(笑)。
店舗情報
住所 | 新北市永和區得和路382號 |
営業時間 | 16:30〜22:30 |
休日 | 土 |
HP |