臺中市民廣場とその南に延びる草悟道周辺は勤美草悟道商圈と呼ばれる台中でも屈指のショッピングエリア。勤美誠品緑園道をはじめ審計368新創聚落、綠光計畫などの複合施設やカフェ、レストラン、雑貨店、衣料品店などがたくさん集まる場所で休日ともなると大勢の人がやってきます。そんな賑やかな勤美草悟道商圈に緑に囲まれた1軒の小さな本屋さんがあります。小さいながらも若者に人気があるちょっと面白い本屋さんなのです。というわけで今回はその「新手書店」を紹介したいと思います。
新手書店
緑に囲まれた小さな本屋さん
草悟道から向上北路を西へ100mほど歩いたところに建物の片隅にポツンと緑に囲まれた小さな本屋さんがあります。ここが今回紹介する新手書店です。
新手書店という店名には「Bookstore for Beginners」という意味が込められてるそうです。つまり「初心者の為の本屋さん」ってことなのかな?
この辺りは勤美草悟道エリアと呼ばれる台中の中でも人気スポットの1つ。そのため人通りが多いこともあって結構お客さんがやって来ます。地元の若者や観光客らしきお客さんなど、なかなか賑やかなんですよ。
扱っている本はオーナーの意向に沿ったもので普通の本屋さんとは一味違う品揃え。独自路線を行っています。そういったところも人気の秘密なんでしょうね。
日本の本なんかも結構目にしますねー。もちろん中国語に翻訳されてますが。
CDなんかも売ってます。試聴したい場合はスタッフにお願いしましょう。
さすがに本は読めないので、という人は雑貨などどうでしょう。台湾各地のイラストが描かれたポストカードなどお土産にもいいですね。
台湾の妖怪のアイロンワッペンなんてのもありました。
ポストカードとアイロンワッペンを購入
ポストカードとアイロンワッペンを買ってみましたよ。
こちらは新手書店のポストカード。
OAO STUDIOの台湾の都市をテーマにしたポストカード。取扱いは台中でしかないそうです。これは台中のイラストですね。
こちらは彰化。彰化と言えば大仏ですね。
台南がテーマのポストカード。イラストは孔子廟かな。
こちらは台湾の妖怪がモチーフのアイロンワッペン。
くつろぎスペースとしても人気あり
新手書店は多くの人に来てもらって本を楽しんでもらうのはもちろん、お店でゆっくりとくつろんで欲しいという理念も持っています。というわけで春一枝のアイスなんかも売っています。
釈迦頭、百香果(パッションフルーツ)、鳳梨(パイナップル)、洛神花(ろーぜる)など台湾らしいフレーバーのアイスもあるのでぜひ。
食べる場合はお店の外で食べましょうね。
外には庭のようなスペースがあってベンチもあるのでのんびりくつろぐこともできます。
またお店の奥には「小緹大作」というコーヒースタンドが併設されているので淹れたてのコーヒーを楽しむこともできますよ。
※コーヒースタンドはそのままですが現在「小緹大作」は撤退しています。
新手書店ではときどきフリーマーケットや音楽のイベントなども行っているので運良くそういう日に訪れることができたらまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね。