台湾のスイーツといえば豆花、マンゴーかき氷、タピオカミルクティー、愛玉など。お菓子ではパイナップルケーキ、太陽餅、ヌガークラッカー、ドライフルーツといったところでしょうか。しかし観光客にはまだまだ馴染みのない地元の人しか知らないような食べ物というのがあるんですよね。とういわけで今回は台北の水源市場でみつけた昔ながらのスイーツを紹介したいと思います。
賢夫美食
水源市場の港式點心のお店
MRT公館駅近くにある水源市場にやって来ました。
完全に建物内にある市場ということもり観光客にはあまり馴染みのない場所かもしれませんが、内部には飲食店や食料品店などがあってなかなか面白いんですよ。
今回は入り口を入ってすぐ右手にあるお店・・・
こちらの「賢夫美食」が目的のお店です。店名の下に「港式點心」と書いてありますが飲茶で提供される料理などを販売するお惣菜屋さんといったところでしょうか。
お店では滷味や燒賣などいろんな商品が売られています。混雑するというほどではありませんがお客さんもコンスタントにやって来てましたねー。
人気商品は紫米芋頭
中でも特に人気なのがこれ「紫米芋頭」。日本ではお目にかからない食べ物ですがタロイモ餡を紫米で挟んだ昔ながらのスイーツ。紫米芋頭糕とか芋泥紫米糕とかいろいろな呼び名があるみたいですが正式な名称は何でしょうね?
料金は量り売りとなっています。これを見ると1斤(600g)240元ということかな? 何度も書き直した後がありますが値上げしたのでしょうか。台湾も最近の物価高で飲食店でも値上げされるのが目立ちます。
さて、というわけで「紫米芋頭」を1パック購入してみました。この量で149元です。冷蔵で3日、冷凍で10日保存が可能。冷凍した場合は5分蒸すとよいとのこと。電子レンジで温めてもよいみたいですね。
紫米芋頭(149元)
紫米とタロイモ餡の組み合わせはさながら台湾版のおはぎといったところでしょうか。しかし甘さはほとんどなくてタロイモの自然な甘味を感じる程度。紫米のモッチリとそしてプチプチとした食感が個人的には好きですね。
それにズッシリと重量感があってけっこう食べ応えあります。1パックでもかなりお腹いっぱいになると思いますよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區羅斯福路四段92號(水源市場 攤位1樓78號) |
営業時間 | 10:00~18:00、日10:00~14:00 |
休日 | 月 |