過去1年以内に3回以上台湾を訪れている場合に申請できる「常客証(常客證)」。入国時に専用レーンを使って優先的に入国審査を済ませることができる便利なシステムです。
訪台時に「常客証(常客證)」を利用していたという台湾リピーターは大勢いることだと思います。しかし新型コロナウイルスの影響で渡航できない期間が長く続いた為、この間に有効期間を過ぎてしまったという人もいるのではないでしょうか?
常客証の有効期間を再延長(4回目)
台湾の內政部移民署は2022年10月31日、新型コロナウイルスによる影響を考慮して再度(4回目)「常客證(常客証)」の有効期間を再延長することを発表。
元々の「常客證(常客証)」の有効期限が2020年2月1日から2022年7月31日までの間であった場合については再申請不要で2023年10月13日まで自動的に有効期間が延長されます。
画像は台湾內政部移民署HPより引用
有効期間延長の確認方法
自分の「常客證(常客証)」が有効期間延長の対象になっているかどうかは再出力ページから確認することができます。
参考:Retrieve and Print Previous Application.(常客証の再出力ページ)
画像は台湾內政部移民署HPより引用
下記の「常客證(常客証)」の再出力ページより必要項目を入力して「Print」をクリックします。
画像は台湾內政部移民署HPより引用
○Passport Number
パスポート番号を入力。
○Passport Issuing Country
パスポートの発行国を選択。日本ならJapanを選択。
○Passport Expiration Date
パスポートの有効期限年月日を入力。
○Date of Birth
生年月日を入力。
※国籍が日本であれば「Hong Kong Macao, mainland chinese residents please fill the fields below.」の項目は入力不要。
「常客證(常客証)」のイメージがPDFファイルでダウンロードされます。
※ファイル名やダウンロードされる場所は環境などにより異なります。
下記の「常客證(常客証)」は本来の有効期間が2020年3月6日なので延長の対象となっています。以前実施された3回目の再延長によって有効期間が2022年12月31日まで延長されています。
よって、このまま何もしなくても自動的に有効期間が2023年10月13日まで延長されるはずです。
まとめ
新型コロナウイルスの影響を受けて「常客證(常客証)」の有効期間延長は既に3度行われてきましたが、これまではまだ水際対策が厳しかった為に実際に恩恵を受けた人は少なかったのではないかと思います。
しかし2022年9月29日より短期滞在のビザ免除措置が全面的に再開、また2022年10月13日より入国後の隔離措置が緩和されたことにより観光目的で台湾を訪れる人も徐々に増えることでしょう。
「常客證(常客証)」の有効期間はとっくに過ぎてしまったので諦めていた、という人の中にも延長の対象となっている場合があるかもしれないので確認してみましょう。