台湾のドリンクスタンドと言えばタピオカミルクティーやフルーツティーがよく知られていますね。最近では日本でもよく見られるようになりました。本場の台湾に行くと実はもっとメニューのバリエーションが豊富。日本ではあまり知られていませんが「綠豆沙」という緑豆を使ったスムージーが地元ではかなり人気があって専門のドリンクスタンドがあるほどです。というわけで今回はその「綠豆沙」の人気店「豐味綠豆沙牛乳專門店」を紹介したいと思います。
豐味綠豆沙牛乳專門店
素材にこだわったヘルシーな綠豆沙
こちらが台中の一中街商圏で営業するドリンクスタンド「豐味綠豆沙牛乳專門店」。店名の通り「綠豆沙(緑豆のスムージー)」が看板商品で、添加物を一切加えず自然の食材のみ使用しているといったこだわりがあります。
台湾のドリンクスタンドといえばタピオカミルクティーや水果茶(フルーツティー)が有名で、日本にも進出しているお店もありかなり浸透しているのではないでしょうか。台湾へ行ったら本場のドリンクスタンドでぜひ飲んでみたい、という人が多いでしょう。
一方「綠豆沙」は日本ではまだまだ知名度が低いのですが、台湾ではかなりポピュラーなドリンクなんですよ。今回訪れた「豐味綠豆沙牛乳專門店」のように専門に扱うお店もあるくらいなのでその人気の高さが伺えます。それに台中では特に有名店が多いイメージがあるんですよね。
メニューを見ると思っていたより品数が豊富ですが、やはりほとんどのお客さんが注文するのは「招牌綠豆系列」の4種類ですね。
詳しいメニューの内容は以下の通り。サイズは大小2種類あって、大杯が700cc、小杯が500cc。甘さ(甜度)は固定なので指定できません。また5元プラスでタピオカ(珍珠)をトッピングすることができます。
- 綠豆沙(緑豆のスムージー)
- 綠豆沙牛乳(緑豆のスムージー+牛乳)
- 珍珠綠豆沙(タピオカ+緑豆のスムージー)
- 珍珠綠豆沙牛乳(タピオカ+緑豆のスムージー+牛乳)
- 古味紅奶茶(ミルクティー)
- 茉香綠奶茶(ジャスミングリーンミルクティー)
- 桂香烏龍奶(金木犀の香りを付けたウーロン茶+ミルク)
- 冬瓜牛乳(冬瓜茶+ミルク)
- 古味紅茶(紅茶)
- 茉香綠茶(ジャスミングリーンティー)
- 桂香烏龍(金木犀の香りを付けたウーロン茶)
- 桂香烏龍綠茶(金木犀の香りを付けたウーロン茶+緑茶)
- 楊桃汁(スターフルーツジュース)
- 楊桃綠茶(スターフルーツジュース+緑茶)
- 冬瓜茶
- 檸檬冰沙(レモンスムージー)
- 檸檬紅茶(レモンティー)
- 檸檬綠茶(レモンジュース+緑茶)
- 檸檬楊桃(レモンジュース+スターフルーツジュース)
- 葡萄柚冰沙(グレープフルーツスムージー)
- 葡萄柚綠茶(グレープフルーツジュース+緑茶)
- 檸檬冬瓜(レモンジュース+冬瓜茶)
ほっこりする緑豆の甘さ
というわけでさっそく注文してみましょう。初めて来たのでとりあえず最も人気のある「綠豆沙牛乳」を注文してみました。スチール製の容器の中に見えるシャーベット状のものが「綠豆沙」なのですが「綠豆沙牛乳」はこれに牛乳を加えます。
その際のカップへの注ぎ方にちょっと特徴があるんですよ。まず先に牛乳をカップに注ぎます。
そしてその上から綠豆沙を加えるのです。こうしないと綠豆沙と牛乳がうまく混ざらないのです。牛乳が綠豆沙の重みで上部に押し出されて上手い具合にまだ模様になるんですよ。カップに入れる順番を逆にすると綠豆沙と牛乳が分離したままの状態になってしまいます。
袋は有料なので必要であれば注文する際に店員さんに伝えましょう。1杯用、2杯用、3杯用が1元、4杯用、5杯用、6杯用は2元です。
手に持つとズッシリと重みを感じます。飲む前によく振って綠豆沙と牛乳がうまく混ざるようにしましょう。味の方はというと、お汁粉をシャーベット状にしたような感じでしょうか。お汁粉に比べると甘さはもうちょっと控えめですね。緑豆のドリンクと聞くとちょっとビックリするかもしれませんが、ほっこりした甘さでこれが意外に美味しいんですよ。
「綠豆沙」だともっと緑豆の濃厚な味がダイレクトに伝わってきますが、牛乳を加えるとかなり味がまろやかになりますねー。食感に変化をつけたいのであればタピオカをトッピングした「珍珠綠豆沙」や「珍珠綠豆沙牛乳」もおすすめですよ。
綠豆沙牛乳・大(45元)
台湾旅行中はドリンクスタンドに行く機会が多いと思うので1度くらい綠豆沙系のドリンクにトライしてみるのも面白いと思いますよ。
また、タピオカドリンクやフルーツティーはもう日本でいろいろ飲んだので台湾に行ったらちょっと変わったものを飲んでみたい、という人にもおすすめですね。
店舗情報
住所 | 台中市北區太平路63巷1號 |
営業時間 | 12:00~22:00 |
休日 | 豐味綠豆沙牛奶專門店 |