自主防疫期間中に陽性となった場合の対処について

※2023年3月20日を以て水際対策(自主防疫)は撤廃されました。


自主防疫期間中に陽性となった場合の対処について詳しくは下記記事を参照してください。


さて、イマイチよく分かっていなかったのが自主防疫期間中の家庭用簡易抗原検査キットを用いた検査において「陽性となった場合にどうすればよいのか?」ということです。

※本記事は2022年10月21日現在の情報をもとに記載しています。

現地で与えられる情報について

10月13日以降、台湾の空港には下の写真のような看板が設置されています。到着後に入国の手続きを行う過程で目にするであろうと思います。

画像は民視新聞網 YouTube Channelより引用

画像は民視新聞網 YouTube Channelより引用

看板のQRコードを読み取ると自主防疫についての内容が記載されたサイトに連結します。台湾CDC(衛生福利部疾病管制署)のWEBサイトですね。
※参考:旅客來臺 COVID-19入境檢疫及醫療資訊網

検査で陽性になった場合について、ここでは「公表されている自主防疫のガイドラインに従って行動する」とだけ記載。そして画面下部に「より詳しい情報は、 「旅客來臺 COVID-19入境檢疫及醫療資訊網」 サイトをご覧ください。」とリンクが貼られています。

そのリンク先のページがこちら。同じく台湾CDC(衛生福利部疾病管制署)のWEBサイト内の情報で、インバウンド客向けに自主防疫についての詳細が記載されています。ちなみにこちらは英語、及び中国語のみです。
参考:COVID-19 Entry, Quarantine and Healthcare Information Website for Inbound Passengers

自主防疫期間中に検査で陽性になった場合についての記載は左下の「What Should I Do when Rapid-tested Positive」という箇所ですね。

クリックすると詳細が表示され以下のような内容が記載されています

最寄りの医療機関・診療所に連絡してオンライン受診を行い医師の診断を受けること。或いは友人や地方の保健所の協力のもと医療機関・診療所に赴き医師の診断を受けること。

自宅療養可能な場所がない(一般ホテルは不可なのでほとんどの旅行者が該当するはず)場合は、保健所の指示のもと防疫ホテル、或いは集中検疫所での隔離となる。

画像は衛生福利部疾病管制署 FBより引用

なお、外国人が受診可能な医療機関の一覧のページのリンクも貼られています。
参考:外籍人士視訊看診或就醫之醫療院所名單(衛生福利部疾病管制署)

まとめ

つまり、自主防疫期間中に検査で陽性となった場合は、リストにある医療機関に電話連絡して医師の診断を受ける。そして診断結果により指示に従って防疫ホテル、或いは集中検疫所に滞在(隔離)する、という内容。

以上が現地で得られる情報です。正直なところ「かなりざっくりだな・・・」という感は否めません。

水際対策緩和前に毎日行われている記者会見において「入国者には詳しく周知する」というようなことを言っていたので期待していたのですが「これは入国者に丸投げし過ぎでは(笑)」という印象。台湾初心者にはちょっと厳しい内容だと思います。

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