台湾旅行のみならず海外へ出かけるときに必ず出てくる問題が現地でのインターネット接続の方法です。いわゆる「海外パケ・ホーダイ」といった日本の通信キャリアのパケット定額制サービスがあるのですが、これがかなり高額なのでできればあまり使いたくありません。実は台湾では日本と違って無料WiFiの環境が充実しているのでこれらを利用すればずいぶん節約することができます。MRTの駅構内や電車の中、公共施設、商店街などあらゆる場所に無料WiFiが完備されています。というわけで今回は台北駅の北側に広がる台北地下街(Y区)の無料WiFiの利用方法を解説したいと思います。
目次
台北地下街(Y区)
台北駅北側を東西に走る市民大道の真下には全長1㎞近くに及ぶ広大な商店街「台北地下街(Y区)」が広がっています。西の塔城街付近から東の中山地下街まで、20ヶ所以上もの出入口がある台湾で最大の長さを誇る地下街で、衣料品、雑貨、アニメ・ゲーム関連商品、飲食店など数多くのお店が営業しています。地下街の中では桃園MRT台北駅、台湾鉄路・高速鉄道の台北駅、台北MRT台北駅、バスタ-ミナルなどにも繋がっています。
※画像はTaipei metro 台北捷運公司 HPより引用
台北地下街の内部。数多くのお店があり、雨の多い台北でも安心して買い物が楽しめます。
台北地下街無料WiFiの利用方法
利用条件など
事前の申請や登録は不要。接続する際、表示される広告をタップするだけで利用できます。1回の接続で30分利用可能です。30分過ぎても再度接続を行えば再び利用できます。
SSID | .TaipeiCityMall Free AD WiFi |
事前申請 | 不要 |
メールアドレス登録 | 不要 |
利用可能時間 | 30分 |
無料WiFiの接続方法
台北地下街の無料WiFiの接続方法を説明します(iPhoneの場合)。
「設定」をタップします。
「Wi-Fi」をタップします。
「Wi-Fi」のスイッチをタップしてONにします。
台北地下街のSSID「.TaipeiCityMall Free AD WiFi」をタップします。
「.TaipeiCityMall Free AD WiFi」が選択されました。
ログイン画面が表示されるので「一般登入(Enter)」をタップします。
画面に表示された広告をタップします。
これで接続完了です。
無料WiFiを利用してみた感想
登録不要で便利なのですが通信速度が遅かったり、よく接続が切れたりと、使用していて正直ストレスを感じました。あまり頼りにせずあくまでサブ的な利用に留めていた方がよいかと思います。
レンタルWiFiと併用することをおすすめ
いくら台湾の無料WiFiが充実しているといっても無料WiFiだけに頼るというのは正直おすすめしません。例えば街を歩いているとき「ちょっとGoogleマップで場所を確認したい」とか「これから行くお店の営業時間を調べたい」などネットに接続したいときっていうのは決まって無料WiFiが無いような場所にいるときなんですよね。
またトラブル防止という観点でも常にネットに接続できる状態を確保するというのは非常に意味があります。
そういったケースをカバーするのであればレンタルWiFiを利用することをおすすめします。「海外パケ・ホーダイ」のような日本の通信キャリア(携帯会社)のサービスを利用するよりずっとお得です。
※ドコモ「海外パケ・ホーダイ」:1日約24.4MBまで1,980円/日、それを超えると最大2,980円/日
台湾で利用できるレンタルWiFiのサービスを提供している会社はたくさんありますが、おすすめのレンタルWiFiには以下のようなものがあります。
充実したサポートを求めるなら「グローバルWiFi」
現地でなにかトラブルがあってもLineやSkypeでリアルタイムに問い合わせが出来るのがグローバルWiFiの最大の特徴。サポート面では最も安心して利用できるレンタルWiFiです。
【C】
利用料金の安さを求めるなら「台湾データ」
4G/LTEが使い放題で1日590円という安さ。しかも宅配での受取・返却も無料というのも特筆すべき点です。また10台の端末が同時に接続可能なのでグループ旅行にも最適です。
【C】
柔軟な受取りを求めるなら「イモトのWiFi」
宅配での受取は配送時間帯の指定も可能。+450円で出発日の前々日の宅配もOK(+900で3日前、+1,350円で4日前もOK)。また本社受取(受取手数料無料)という方法があるのもイモトのWiFiの特徴です。
【C】