台湾のセルフ式ガソリンスタンドの利用方法を解説します

旅行先として台湾の人気が上昇中。最近では台北以外の地方都市を訪れる人も増えていますね。しかし台中や台南などの地方都市はまだまだ交通インフラが十分に整備されていないので主な移動手段はバス、タクシーまたはレンタサイクルなどに頼ることになります。しかしもし可能であるならバイクをレンタルすると大変便利。地元の住民のようにスイスイと行きたいところへアクセスできます。そしてバイクをレンタルするうえで必須になってくるのが給油ですね。以前このブログでも台湾のガソリンスタンドで給油する方法を解説しましたが、今回はセルフサービスで給油する方法を紹介します。

必要な物・知っておくべきこと

〇クレジットカード
 支払いはクレジットカードで行うので持っておく必要があります。

〇ガソリンの種類
 これはセルフサービスに限ったことではないのですがバイクにあったガソリンの種類を知っておく必要があります。バイクをレンタルしているお店に確認しておきましょう。台湾ではガソリンの種類が柴油929598の4種ありますがバイクであればたいてい9295だと思います。

セルフサービスで給油を行う手順

セルフサービスの給油が可能なガソリンスタンドにやって来ました。台湾の石油元売最大手、台湾中油(台灣中油股份有限公司)です。台湾で見かけるのはほとんどこの赤、白、青のカラーのガソリンスタンドですね。

自助加油」と地面に書かれているので矢印の方へ進んで行きます。「自助加油」というのがセルフサービスの給油ことです。

ここがセルフサービスの給油スペース。先客がいるので順番を待ちます。

計量機の左に操作パネルがあります。

操作パネル。クレジットカードを使用して給油することが可能です。

テンキーの右にある挿入口にクレジットカードを入れます。

注意事項が表示されます。画面はタッチパネルではないので両サイドにあるボタンを押して操作します。
ここでは「Confirm 確認」の右下のボタンを押します。

「処理中、少々お待ちください」という旨の表示。

その間にカード挿入口の下にある静電気防止用の金属部分にタッチしておきましょう。

レシート(invoice)についての確認画面。統一編號というのは台湾の企業に割り当てられているID(法人番号のようなもの)のことです。業務上ガソリンスタンドを利用した人が会社の支払いにする為の操作だと思います。
旅行者には関係無いので「No 否」の左下のボタンを押します。

「処理中、まだ給油ノズルを取らないでください。先に給油キャップを開けておいてください。」という旨の表示。この間に給油キャップを開けておきましょう。

この画面が表示されたら給油を開始してOK。

929598とガソリンの種類が3種あります。どのガソリンを使用するのかはバイクをレンタルするときにお店に確認しておきましょう。バイクの場合は大体9295だと思います。

このときは95のガソリンを使用。給油ノズルを取ったら、写真のレバーを上にあげます。お店によってはボタンを押すところもあるようです。

給油開始。いっぱいになると自動的に止まるようになっています。バイクはタンクが小さいのでノズルをあまり奥に突っ込むとすぐに止まってしまうので注意。

給油が終わったらノズルを元に戻します。

給油ノズルを戻すと下の写真のように給油量、金額が表示され自動的に清算処理が行われます。後はクレジットカードとレシート(テンキーの下の部分から発行されます)を取って終了です。

まとめ

店員さんにお願いする場合でもガソリンスタンドでは使う言葉も少なくてコミュニケーションは簡単なので、無理にセルフサービスで給油することも無いのですが一応知っておくと便利だと思います(混雑している場合など)。

以下の記事も参考にしてください。

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