台南はバイクが便利! というのが徒歩、自転車、バス、タクシー、バイクで台南をあちこち移動してみた自分の感想です。徒歩は正直ツライ、自転車はまあまあ便利ですが遠距離だとやっぱりしんどいしバイクに囲まれて走るのはちょっとコワイ。バスは待つのが面倒だし意外に時間がかかる、タクシーは高いので論外。というわけで台南ではいつもバイクをレンタルします。
最初は不安でしたが馴れてしまえば意外に簡単で今ではバイク無しでは考えられません、とすっかり台湾人の思考になってしまいました(笑)。
しかし台南でバイクに乗るうえで、ずっと馴れないものがありました。それが台南の中心部になぜか7つもあるロータリー。それぞれ特徴があるので予備知識無しに通ると戸惑ってしまいます。今回その7つのロータリーの特徴と攻略法をそれぞれ解説してみます!
目次
台湾ではよく見かける圓環(ロータリー)
ロータリーとは交通をスムーズにする為、円形のループ状になった交差点のことですね。日本では駅前などに設置されていることがありますが、完全なループ型のロータリーの交差点というのはあまり見かけませんよね。
台湾では圓環と呼ばれ、わりと目にする機会が多いのです。例えば台北では仁愛路と敦化南路の交差点にある大型ロータリーの仁愛圓環、また最近ロータリー中心部の施設が取り壊され綠地としての開発が進んでいる台北圓環、中正紀念堂の近くにある景福門を中心とするロータリーなど大小さまざまなロータリーが存在します。
歩いているときには別に気にする必要はないのですが車やバイク、自転車を運転する場合には注意が必要で、特にバイクに乗る場合は要注意。バイク社会の台湾ではルールを知らないとどこを通ればいいのか分からずヘタをすると大きな事故に繋がる危険もあります。
台南市中心部にある7つのロータリー
このロータリー、台南駅を中心とする台南市のメインエリアには何故か7つも存在しており台南でのバイク初心者には非常にやっかい。
自分も当初はどうすればいいのかよく分からなかったので極力避けて通るようにしていました。しかし流石に7つもあるのでいつも避けて通っていてはさすがに不便。
というわけで7つのロータリー全てをバイクでどう通ればいいのか解明してやろう、と実際に走ってみてそれぞれの通行ルールを調べてみました。
ロータリー別攻略法
台南市の中心部にある7つのロータリー(圓環)はそれぞれ
1.後甲圓環
2.東門城圓環
3.火車站前圓環
4.西門圓環
5.民生綠園
6.東門圓環
7.小西門圓環
どれも特徴がありバイクでの通行方法も微妙に違ったりするので各ロータリー別に運転ルールや注意点などを説明します。
(1)後甲圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.バイクは直進不可。ループのみ走行可能。
・駅からやや遠い位置にあり比較的シンプル
後甲圓環は台南駅の東側にあり、7つの内では最も駅から遠い位置にあるロータリーです。あまり観光客が訪れる場所ではないので通る機会は少ないと思います。
このロータリーはループの中に直進用の道路があるタイプです。但しバイクは直進不可で必ずループに入る必要があります。
バイクにとってはシンプルなロータリーで直進、右折、左折いずれもループに入ってから各コースに流れていくルールです。
ちょっと不思議なのはロータリーに入っていく車もあれば、直進してロータリーの中央で右折する車もあるんですよね・・・。
・(例)裕農路を西側から東側へ直進する場合
台南駅側から裕農路(東寧路はロータリーの手前で裕農路に合流します)を直進する場合の例です。
裕農路からロータリーに差し掛かったところ。バイクは直進できないのでループへ入ります。台湾は右側通行なので左回り(反時計周り)です。
中華路に差し掛かったところ。右折はせず裕農路へ入るのでここは内側を走行します。
中華路を通過して裕農路へ。右折するので内側から外側へ移動します。
(2)東門城圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
・直進はなくループのみ、最も簡単なロータリー
東門城圓環は線路を挟んで東側、台南駅の南に位置するロータリー。直進の道路はなくループのみで楕円形の形をしています。名前にもあるようにロータリーの中心には大東門という旧跡があります。
東門路の東側からロータリーに入り、府連路を通過して再び東門路の西側へ進んで行きます。
東門路の東側からロータリーに入ります。正面にあるロータリーの中心に大東門が見えます。
内側は車が通りバイクは外側を走ります。楕円形の形をしているロータリーなので下の写真だけ見ると直線道路に見えますね。
府連路を右手に見ながらそのまま真っ直ぐ走ります。
再び府連路の東側へ抜けます。東門城圓環は簡単ですね!
(3)火車站前圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.直進はなくループは二重になっていてバイクは外側を走る。
3.外側のループはバスも走るので注意。
4.線路沿いに南からループに入る場合は車と交差するので要注意!
・南側からループに入る場合は要注意! バスの動きにも注意!
火車站前圓環は台南駅前にある半円形のロータリーです。大半の人は台南を訪れるときは先ず台南駅に降り立つので最初に目にする光景がこの火車站前圓環ではないでしょうか。
駅前ということでバスやタクシーが集まってくる交通量の多い場所なので通行する場合は注意が必要です。特にこの半円形というのが曲者で、南側から北門路を走り駅舎の前を横切ってループに入る場合はやや危険を伴うので要注意なのです。
最初、このロータリーに南から入ってきた場合はどう走ればよいのか分からなかったので台南在住の友人に聞いてみたところ・・・
と地元の人でさえそう言うのだから充分注意する必要があるというわけです。
・(例1)北門路の南側からロータリーに入り成功路へ抜ける場合
さて、まずはその要注意である南側から北門路を通ってロータリーに入るルートの説明をしましょう。
南側から北門路を通ってロータリーに差し掛かったところです。前方の右側には台南駅が見えます。
台南駅の駅舎の前あたりに差し掛かったところ。同じく南から入ってきたバイクの内、既に2台のバイクが左に見えるループに進入していますが、このループは車用の内側のループなのでバイクは走行禁止です。この2台はホントはルール違反なのですが、ここを通る人が結構います(笑)。吊られたりマネしないようにしましょう。
正しい通り方は前方に見える植え込みの外側を回って行くのです。
このように植え込みの外側を回っていくのが正しい通り方。先ほどの2台は一旦内側のループに入って外側のループに抜けていますが、これはルール違反。
このポイントが一番注意しなければならないところです。具体的にどう危ないのかと言うと、下の図では赤い矢印がバイクのルート、青い矢印が車のルートを表していて・・・
バイクでロータリーに入っていくときに正面から来る車と後方から来る車の両方に気を付ける必要があります。特に正面から来る車は内側のループに入りバイクは外側のループに入る為、どうしても交差してしまうのです。
因みに先ほどのルール違反の2台は赤い矢印の下の方で、一旦内側のループに入ってしまっているのが分かりますね。これはダメです。
成功路へ出る為ループを走行中。写真を見て分かるようにバイク用の外側のループにはバス停があり、バイクだけでなくバスも走っています。
ループを出る際は外側(外側のループの外側という意味)を走るべきなのですが、バスが停まっている場合もあるので充分注意しましょう。
下の写真では見えにくいのですが、信号は赤でも右折のサイン(右矢印)が出ているので成功路へ右折可能な状態です。
右に見えるバスは信号で停まっている訳ではなくバス停に停まっているので前を横切って右折します。バスの動きを読み間違えると危険なのでよく見極めましょう。
このように北門路を南から進入して成功路へ抜けるような場合には、気を使うポイントが多いので自信がなければロータリーに入らず直進して遠回りして成功路に戻ってくることをおすすめします。
・(例2)成功路からロータリーに入り北門路へ抜ける場合
先ほどの例とは逆に成功路からロータリーに入って北門路に抜けるケース。こちらはそれほど危険な状況は無いのですがバスの動きにはやはり注意が必要です。
成功路から駅前のロータリーに差し掛かるところ。外側のループへ反時計回りに入りましょう。
停車中のバスが発進してきたところ。バスもループを走る場合は内側、ループを出る場合は外側を通るので動きをよく見ておく必要があります。
このバスはループを回って成功路へ出るので内側へ寄ってきています。挟まれないようにしましょう。(挟まれそうになって焦ったことが何回かあります(笑))
中山路の信号待ち中。両サイドにバスがいるというあまり嬉しくない状態。このロータリーではこういう状況がよくあります。
外側へ寄って北門路へ出て行きます。
(4)西門圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.バイクは直進不可。ループのみ走行可能。
・駐車場があるちょっと変わったロータリー
民族路と西門路の交差点にあるロータリー西門圓環。車用の直進道路があるロータリーで中央には信号があり右折、左折が可能です。バイクは直進不可なので必ずループを通る必要があります。
通行とは関係ないのですが、ここはロータリーの中に駐車場があるというちょっと変わったつくりなのです。
西門圓環はバイクにとってはそれほど難しくないロータリーです。必ずループに入って右折、直進、左折の何れかのルートへ進むだけですね。
・(例)西門路を南側から北側へ抜ける場合
西門路を南側からロータリーに入って再び西門路を北側に抜けるパターンです。
西門路の南側から西門圓環に差し掛かったところです。バイクは直進できないのでループに入ります。
ループを走行中。民族路は通り過ぎて再び西門路に出るのでループの内側を通ります。左に車が数台停まっていますよね。ロータリーの中が駐車場になっているんですよ。
前にタクシーが走ってるのですが、たぶんここを走っちゃダメだと思うんですけどね・・・
西門路に差し掛かったところですね。信号は赤ですが右折のサインが出ているのでそのまま外側を通り右折して西門路へ出ることができます。
西門圓環はバイクにとっては比較的難易度の高くないロータリーですね。
(5)民生綠園
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.直進はなくループは二重になっていてバイクは外側を走る。
3.ロータリーに接続する道路は最多の7本。信号の数も多いので注意。
・7本の道路が接続するロータリー、信号の数も多いので注意!
台南で最も象徴的なロータリーではないでしょうか。7つのロータリーの内、最多の7本の道路が接続するのがこの民生綠園。国立台湾文学館(旧台南州庁)、台南市政府消防局など歴史的建築物があり観光スポットの1つでもある場所です。
十字路ではないので当然ながら直進はなくループのみのロータリーなので特に複雑というわけではないのですが、7本もの道路が接続するのでその分信号の数も多いのです。
うっかりしていると違う信号を見てしまって、思いがけず信号無視をしてしまうなんていうことも起こり得るので充分注意しましょう。
・(例)開山路からロータリーに入り民生路へ抜ける場合
開山路からロータリーに入って、青年路、中山路、公園路を飛ばして民生路へ抜けるルートを通行してみます。
開山路からロータリーに入ります。標識を見ると分かるように民生綠園には、開山路、青年路、中山路、公園路、民生路、中正路、南門路という7つの道路が集まっています。
青年路の手前ですね。一見1本のループのようですが、内側が車用、外側がバイク用と分かれています。
またバイク用のループの中でも内側がループ続行用、外側が右折用とされています。民生路まではループを続けるので内側を走りましょう。
ループを続け中山路に差し掛かったところ。見て分かるように信号がたくさん。横に4つ並んでいる信号がバイク用で、縦に並んでいる信号が車用ですね。
公園路も通り過ぎて次の民生路を右折します。
バイク用のループの外側へ移動して民生を右折します。
道路の数は多いですが信号に注意して通行すればそれほど戸惑うことはありませんね。
(6)東門圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.直進はなくループは二重になっていてバイクは外側を走る。
3.線路を越えるルートは車は高架、バイクは高架下を通行。
4.東門路(線路越え)をパスする場合もバイクは高架下を潜る。
・最大の曲者ロータリー、東門圓環
個人的に7つのロータリーの中で一番のクセモノだと思っているのがこの東門圓環。5本の道路が接続していて、その内の1つ東門路が線路を越えるルートになっています。
この東門路があるせいでちょっと複雑なつくりのロータリーになっているのです。
・(例1)府前路からロータリーに入り民権路に出る場合
本来であればこんな通りかたをする必要は無いかもしれませんが、仕組みを知る為にぐるっと回ってみました。府前路からロータリーに入って5分の4周して民権路に抜けます。
府前路からロータリーへ。ここにもロータリーの標識がありますね。接続する道路は府前路、大同路、東門路、北門路、民権路です。
このロータリーもループは二重になっていて内側は車、外側はバイクと分けられています。間には植え込みがあり内と外が仕切られています。
大同路を通過して更にループを続けます。そしてココが1番謎なところ!
道路が4つに分岐しているのですが、まず左の2つは車用。仕組みを知らないとき左から2番目がバイク用かと勘違いしていました。しかしこれは東門路を通って線路の向うへ出る車用のレーンで高架になっています。路上にしっかりと「禁行機慢車」と書かれています。
余談ですがこの「禁行機慢車」という文字を初めて見たとき、なんとなく「ああ、多分バイクは通っちゃダメということかな」と理解したのですが、それだったら「禁行機車」(機車=バイクなので)と書くんじゃないか? と疑問に思ったのです。なんで「慢」が入ってるの ? もしかしてバイクはノロノロ走らず(慢は中国語でゆっくりという意味)素早く通れってこと ? つまり走ってもいいのかも ? と気になってしょうがなかったので友人に聞いてみました。回答は・・・
そりゃそうですね、スピード上げろっていうサインはヘンですよね(笑)
ということなので間違えてこの左から2番目のレーンに入ると、そもそもルール違反になる上に線路の向う側に行ってしまうので気を付けましょう。
バイクはこの細い道へ入っていきます。
この東門圓環のロータリーはループの一部が東門路の高架の下を潜る仕組みになっているのです。そして中で東門路へ右折し、線路の向う側へ出るルートとループを続けるルートに分かれています。
更に東門路からこのロータリーに入ってくるバイクと中で合流しています。道が狭いのでぶつからないように注意しましょう。
そしてぐるっと回って再び地上へ。
地上に出てくる位置がちょうど北門路への右折ポイントになっていて、他の右折ポイントと同じようにここにも信号があるので見逃さないように注意です。信号が赤の場合はそのまま進まずにこの位置で停車。
北門路を通過し、民権路を右折します。下の写真では信号は赤ですが右折のサインが出ているので右折OKです。
・(例2)高架の下を通って線路の向う側へ出る場合
高架下の分岐でループを続けずに東門路へ右折するパターンです。そのまま線路の向う側へ出て行きます。
(例1)の説明にあった高架下の分岐を右折します。
そのまま高架下を走って行きます。ここで線路を潜っているのです。
地上に出てきました。
高架の脇をしばらく走って・・・
高架を通って来た車と合流します。
・(例3)東門路からロータリーへ入る場合
今度は逆に東門路から線路を越えてロータリーに入ってくるパターンです。
東門路上の東栄街との交差点を過ぎた辺りで高架と地下へ続く道に分岐しています。高架は車専用なのでバイクはそのまま地上を走ります。
高架の脇をしばらく走ると地下へ入るポイントがあります。ここから高架下を走ります。
高架下の道を走って行くと線路を潜りそのままロータリーへ合流します。
高架下を走行中。この先にロータリーとの合流ポイントがあります。
ロータリーとの合流ポイント。左からループを走行中のバイクが来るのでぶつからないように注意してください。後の流れは(例1)と同様です。
(7)小西門圓環
・注意点
1.ループは左回り(反時計回り)。
2.バイクも直進可能。
・なぜかここだけバイクも直進できるロータリー
ロータリーに沿って阿堂鹹粥や包成羊肉とった行列のできる人気小吃があり、すぐ近くに有名な小吃街である保安路があるので多分目にしたことがある人は多いのではないかと思う小西門圓環。ただロータリーだと認識した人は少ないのでは?
というのもここはあくまで直進道路がメインで、ループの道路はちょっとした近道のような印象なのです。更にいびつな円形なのでロータリーだと気付かない人も多いと思います。
といったあまりループの存在感がない小西門圓環は、7つのロータリーで直進があるものの中で唯一バイクも直進可能なのです。
・(例1)西門路を北側から南側へ直進する場合
西門路を北から南へ直進してみます。ロータリーへ入る必要はありません。
北側から西門路を走ってきて小西門圓環へ差し掛かるところ。一見してロータリーと分かり難いのでループの入口に気付かない人もいるのではないかと思います。
バイクも直進可能なのでループへ入らずそのまま真っ直ぐ進みます。
中央には信号があります。赤の場合当然バイクもここで信号待ちします。こうして見るともう普通の交差点ですよね。
西門路に交差する府前路でも、見て分かるように車と一緒にバイクが直進しています。
あとはそのまま真っ直ぐ走るだけ。簡単ですね。
・(例2)府前路を通って西側からロータリーに入り西門路へ出る場合
西側から府前路を通ってロータリーへ入り西門路を南側へ抜けるパターンです。
ここもやっぱりループの入口が気付きにくいんですよね。
ホントに近道といった感じでロータリーという雰囲気ではないですよね(笑)。
右折して西門路へ。
まとめ
どうでしょう? 一度分かってしまえば「なーんだ」という感じでどうということは無いのですが、知らないと不安なのでなかなか近寄り難いということがあるんですよね。この記事を参考にして少しでも不安を取り除いていただければ幸いです。
どのロータリーでも基本的に共通なのは反時計回りだということですね。これはあまり意識しなくても右側通行の台湾で運転していれば自然に理解できると思います。あと、バイクは外側を走るのも共通しています。ただ台南駅前の火車站前圓環の(例1)のケースではループに入るときに内側に寄っておく方が安全かもしれませんね。
今回、自分で友人に聞いたりそれぞれのロータリーの様子を観察したりして調べたのですが、台湾という国柄なかなか正しい情報を得るのに苦労しました。
どういうことかと言うと、ズバリ交通ルールを守らない人が多いのです(特に台南では顕著(笑))。台南駅前の火車站前圓環でもあったように普通にルール違反をする人がたくさんいます。あまりにも当たり前のようにやってるので正しいと思っていたら実は違反だった、というようなことがあるので困ったものです。
以前台南に住む友人に「台南で運転するなら、周りの人間はルールを守らないという前提で運転しろ」と言われたのを思い出しました。要するに周りを走っているバイクや車が、いつどんなおかしな行動するか分からないので常に注意するように、ということですね。
というようなことが言われている台南ですが皆さんはルールを守って運転しましょうね。台南まで来て交通違反で捕まったり、事故を起こしたりしたらシャレになりません。安全運転でいきましょう。
最後に、台南でバイクをレンタルする場合はこちらの記事もよければ参考にしてください。