台湾に行ったことがある方はご存知だと思いますが台湾入国の際には入国カードの提出を求められます。搭乗した飛行機の機内で配られ、必要事項を記入して空港の入国審査のときに提出するという流れです。しかし台湾では2015年7月からこの入国カードを記載する代わりにオンラインで事前に申請することが可能になりました。これを利用すれば機内でわざわざ入国カードを記載する必要がないのでたいへん便利です。というわけで今回はその「オンライン入国申請」の利用方法を紹介したいと思います。
オンライン入国申請用サイト
申請は下記の「中華民國內政部移民署」が管理するオンライン入国申請用サイトで行います。
参考:網路填寫入國登記表
※画像は中華民國內政部移民署HPより引用
オンライン入国申請の手順
下記項目に必要事項を入力して「NEXT」をクリックします。
■English Family Name
姓(パスポートの記載通りに入力)
■English Given Name
名(パスポートの記載通りに入力)
■Chinese Name
入力不要
■Date of Birth
生年月日を入力
■Gender
性別を選択
■Place of birth
出生地を入力
Country:国名
City/State or Province:都市名(例:Osaka)
下記項目に必要事項を入力して「NEXT」をクリックします。
■Nationality
国籍を選択
■Passport No.
パスポート番号を入力
■Visa Type
通常の旅行であればビザ不要なので「免簽證 Visa-Exempt」を選択
■Entry Permit/Visa No.
上記で「免簽證 Visa-Exempt」を選択した場合は入力不要
下記項目に必要事項を入力して「NEXT」をクリックします。
■Expect Arrival Flight/Vessel No.
到着便の便名を入力
■Expect Arrival Date
入国日を入力
■Intended departure Date
出国日を入力
■Intended departure Flight/Vessel No.
出国便の便名を入力
■Purpose of Visit
通常の旅行であれば「觀光 Sightseeing」を選択
■Occupation
職業を選択
※会社員で該当する業種が無い場合は「職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFF」でよいと思います
下記項目に必要事項を入力して「NEXT」をクリックします。
■Home Address
上段:「Japan」を選択
下段:入力不要
■Residential Address or Hotel Name in Taiwan
ホテルに滞在する場合は「Hotel Name」を選択、それ以外は「Residential Address」を選択
上段:滞在する都市を選択
下段:ホテルに滞在する場合はホテル名を、それ以外は滞在先の住所を入力
下記項目に必要事項を入力して「CONFIRM」をクリックします。
■Cell Phone Number
携帯電話番号を入力
■Email Address
メールアドレスを入力
■Verification Code
右に表示された数字を入力
「OK」をクリックします。
これで申請完了です。
※「Export File(.xls)」をクリックすると申請内容がExcelファイルでダウンロードされます。
入力したメールアドレスに申請が完了した旨のメールが送られてきます。
入国審査時について
空港の入国審査では通常、パスポートと入国カードを提出しますがオンライン入国カード申請を行っている場合はパスポートのみ提示します。たいてい審査官はすぐに理解してくれますが、もし入国カードについて尋ねられ場合は「オンライン」と伝えれば大丈夫です。
万一申請に不備があったときの為に紙の入国カードも準備しておきたいという方はこちらを参照ください。
また、年に3回以上台湾を訪れるリピーターの人はイミグレーションの行列に並ばずに専用レーンを利用して優先的に入国審査を受けることができる常客証が申請できるので、ぜひ利用してみてください。
まとめ
オンライン入国を利用すれば機内で記載するという煩わしい作業をする必要がないのでたいへん便利です。特に難しい作業もなくじっくり腰を据えて行えるので紙のカードに比べてミスも少なくなると思います。ぜひ利用してみてくださいね。
(参考)台湾旅行の準備
旅の準備をしっかりとして台湾旅行を思いっきり楽しみましょう。渡航前に以下の記事もよければ参考にしてください。
ホテル選びも重要。せっかくなら宿泊自体も楽しいものにしたいですよね。旅のスタイルに合わせて最適なホテルを見つけましょう。
海外旅行で重要なのがネット環境の確保。携帯電話会社が提供している国際ローミングサービスを利用するとどうしても料金が高くなってしまうのでレンタルWifiやプリペイドSIMなども検討してみてはいかがでしょう。
海外旅行ではお金の管理もしっかりとしておきましょう。盗難や想定外の出費に備えてクレジットカードやプリペイドカードを持って行くのがおすすめです。海外旅行保険が自動付帯されているものもあるので便利です。