
台中の市場といえば第二市場が圧倒的に有名ですが西區にある向上市場も活気があっておすすめです。市場の中にも外にも人気のあるお店がたくさんありますが地元のお客さんで賑わう「江家餛飩」も間違いなくその中の1つ。というわけで今回はその美味しいと評判の餛飩(ワンタン)を食べに行ってみました。
江家餛飩
台中市内に3店あり?
台中の「江家餛飩」に行ってきました。看板に「原第一廣場」とあるようにもともと台中駅近くの第一廣場辺りで営業していたようです。現在のお店の場所は向上市場の南西側、向上路と華美街の交差点付近です。ちなみに北區の漢口路沿いにも同名のお店あり。また國立自然科學博物館近くにも「富子江家餛飩」というお店があります。いずれも分店だという情報があるのですが正確なところはよく分かりません。
この日来たのはお昼ご飯の時間帯。けっこうお客さんの姿が見えますね。入口付近にオーダーシートがあるので取って店内に入ります。
台湾ではテイクアウトは多くても店内は空いている、というケースがよくあるのですがさすがに人気店だけあって店内も混んでますね。
注文するメニューにチェックを入れテーブル番号(桌號)を書き込んだら再び入口へ行って店員さんに渡します。
1個がデカい餛飩(ワンタン)
注文したのはラー油であえた四川風のワンタン「紅油抄手」。ワンタンは「鮮肉」と「鮮蝦」の2種類がありこのときは「鮮蝦」を選択。それに「魯肉飯」と「青菜豆腐湯」をいただきました。
紅油抄手(鮮蝦)(100元)、精緻魯肉飯(附滷蛋)(40元)・小、青菜豆腐湯(40元)
魯肉飯の小サイズ、滷蛋(煮卵)付きです。脂身っぽい部分はわりとはっきりしていますがそれ以外の部分のお肉はかなり小さい粒になった滷肉のタイプ。
メインはワンタンだったので正直そこまで期待していなかったのですがこの魯肉飯がかなり美味しい。個人的には今まで食べた魯肉飯の中でも上位にくる味ですよ。
ワンタンが6個入った紅油抄手。
このワンタン、1個がかなり大きい。箸で持つとずっしりと重みを感じます。
中にはプリプリのエビが入っています。ピリ辛のタレで食べると何とも言えない美味しさですね~。けっこう辛くて汗がにじみ出てきますが一口また一口と食べてしまいます。
どちらかというと「鮮肉」より「鮮蝦」の方が人気があるようで、夕食の時間帯だと売り切れていることもあるようです。
魯肉飯、紅油抄手と味の濃い料理を選んだのでスープはあっさりした青菜豆腐湯にしてみました。
こちらは別の日に訪問したときに食べた「鮮肉餛飩細麵」と「燙魷魚」。
鮮肉餛飩細麵・小(70元)、燙魷魚(60元)
小菜のメニューから注文した「燙魷魚」。魷魚ということはスルメイカかな。
けっこう肉厚です。
醬油膏(とろみのある醤油)とワサビで食べます。シンプルですが歯ごたえがあっていい味です。
「鮮肉餛飩細麵」は小サイズですがこのワンタンの大きさならじゅうぶん過ぎます。というより大サイズ食べる人いるのかな、いるんでしょうね。
やっぱりデカいワンタン。
ずっしり詰まった豚肉餡は皮に負けない存在感で旨味たっぷりで美味しいですね。
ワンタン麺の麵は細麵、意麵、冬粉があるのですが個人的にはこちらの細麵がおすすめ。柔らかすぎずもっちりとした食感でなかなかよい。
地元のお客さんの支持が高いというのが良店の証拠ですね~。向上市場に来たら間違いなくおすすめのお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台中市西區華美街204號 |
営業時間 | 11:30~14:00、17:00~19:30 |
休日 | 日 |