台南市中心部の小西門圓環というロータリー付近の保安路の一部はどういうわけかたくさんの小吃店がズラリと軒を連ね、ちょっとしたグルメストリートといった様相で地元の住民のみならず観光客も大勢やってくる台南の人気観光スポットを形成しています。「醇涎坊古早味鍋燒意麵」や「阿村第二代牛肉湯」など日本人観光客にも定番的な人気店が多数ありますが今回はおそらくまだ知名度はあまり高くない「阿娟咖哩飯鴨肉羹」に行ってみました。
阿娟咖哩飯鴨肉羹
車道の端にテーブルを並べる
晩ごはんを食べに台南のグルメストリート「保安路」にやって来ました。まだ行ったことのないお店で食べよう、ということで選んだのはこちら「阿娟咖哩飯鴨肉羹」。
よく見ると以前来たことがある「阿龍香腸熟肉」の看板が。となりだったんですね。
店頭にテーブルを出してるのがいかにも台湾らしいのですが、しかしここ完全に車道ですよね(笑)。
注文はオーダーシート方式。入り口に置いてあるオーダーシートを取って記入します。
こちらですね。黄色・黒は外帶(テイクアウト)用、青・白は內用(イートイン)用なので間違えないように。
食べたいメニューにチェックを入れ、桌號(テーブル番号)を記入したら店員さんに渡しましょう。
鴨肉入りのとろみスープ
店名にもなっていて看板メニューと思われる「鴨肉羹」を注文。「咖哩飯」も同様らしいですがちょっとこの日はパスして「雞肉飯」をいただきました。
鴨肉羹(70元)、雞肉飯・小(40元)
たくあん付きの「雞肉飯」。
一見、パサパサでは? という感じに見えるのですがタレがしっかりとご飯までかかっているので美味しいんですよね。
「羹」というのはとろみのあるスープのことで具材によって肉羹、花枝羹、魷魚羹などのバリエーションがあります。そしてこれは鴨肉入りの「鴨肉羹」。
このスープが味がしっかりしてなかなか美味しい。台湾の汁物って薄味が多いのですがこの「羹」に関しては日本人好みの味だと思います。
台湾では鴨肉飯や鴨肉麵を食べることが多いのですが「鴨肉羹」も美味しいですねー。鶏肉に比べると鴨肉はギュッと身が締まった食感が印象的です。鴨肉の他にもタケノコや木耳なども具として入っていました。
次回はぜひ咖哩飯も食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台南市中西區保安路36號 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
休日 | 日 |