【阿娘給的蒜味肉羹】ニンニクの主張が強い! 宜蘭の名物「蒜味肉羹」

日本ではあまり知られてない(?)と思われる宜蘭の名物に「蒜味肉羹」という料理があります。「肉羹」は台湾ではどこでもよく見かけますが「蒜味」という文字が付いたものは宜蘭で初めて見ました。ニンニク風味の肉羹だろうという予想はつきますが、さてどんな味なのか。宜蘭市には「蒜味肉羹」のお店が何軒かあるのですが最初お店として選んだのは「阿娘給的蒜味肉羹」です。

阿娘給的蒜味肉羹

創業55年以上の老舗

阿娘給的蒜味肉羹」は民國55年(1966年)創業ということなので55年以上の歴史がある老舗。しかしながらお店に到着すると「ずいぶん綺麗で立派な店舗だな~」というのが第一印象。どうやらもともとは中山路と舊城北路の交差点付近で「北門蒜味肉羹」という店名で営業していたようですが2017年に現在の場所に移転し店名を「阿娘給的蒜味肉羹」と改名したんだとか。

イートインの場合の入店~注文の手順が書かれています。以下のような流れで注文します。

入り口にあるディスプレイで番号札を発券~オーダーシートを記入~自分の番号が表示されたらカウンターへ行って注文・清算~呼び出しベルを受け取って空いてる席へ~呼び出しベルが鳴ったら料理を受け取りに行く

まずはこちらの発券機で番号札を発券。

オーダーシートを記入します。メニューがたくさんあるように見えるのですが実はシンプル。

「蒜味肉羹」は「肉羹麵(麺入り)」「肉羹粿仔條(粿仔條入り)」「肉羹米粉(米粉入り)」「肉羹飯(ご飯入り)」そして肉羹のみの「肉羹」の5種類。そしてそれぞれ「正常份量(普通量)」「蓋巧吃法 (麺増量)」「拼爽吃法 (肉羹増量)」「粗飽吃法 (麺、肉羹増量)」という4種類のボリュームが選べます。

自分の番号が表示されたのでカウンターへ。

オーダーシートを提示します。小菜を注文するかどうか聞かれるので食べたい場合は口頭で注文します。このときは「黃金泡菜」を注文しました。

注文を終えたら呼び出しベルを受け取ります。

店内へ入り空いてる席に座りましょう。

ニンニクたっぷりの肉羹湯

注文したのは「肉羹」の「正常份量(普通量)」そして「黃金泡菜」。

肉羹・正常份量(70元)、黃金泡菜(40元)

調味料として「辣油」と「黑醋」があります。辛いのは苦手なので「黑醋」だけ入れてみました。

もうこの時点で見て分かるほどニンニクの粒が浮いていますね。

肉羹」はこのつみれがほんとに美味しい。と、通常なら感想はここまでなのですがやはりニンニクの存在感が凄い。風味だけでなくややピリッとくるほどにたっぷりと入っています。これはちょっとクセになりそうな味ですね。

小菜で注文した「黃金泡菜」。文字通り黄金色をしたキムチですね。

台湾のキムチってあまり辛くなくて好きなんですよね。ほんのり甘味を感じるほどです。

食べ終わった後の片付けはセルフサービス。

お腹いっぱいに食べたい場合は麺やご飯入りを注文するとよいですね。さらに量が欲しいのであれば増量メニューを選びましょう。

店舗情報

住所 宜蘭縣宜蘭市泰山路239-1號
営業時間 9:00~18:00
休日 日月
リンク 阿娘給的蒜味肉羹
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