宜蘭に滞在中、宿泊先が「宜蘭東門觀光夜市」のすぐ近くだったのでついつい晩ごはんは夜市で食べ歩いて済ませてしまうことが多い。なのですがせっかくなのでどこかの飲食店でも食べてみよう、と調べてみたところ地元住民の支持の高いお店を発見。ここはなかなかよさそうでは、と行ってみたのが今回紹介する「羊陶」というお店です。
羊陶
地元ではかなり人気あり
宜蘭滞在中のとある日、晩ごはんを食べに来たこちらのお店「羊陶」。夕方4時半からオープン、夜11時まで営業しています。
お店に来たときちょうど満席で「ちょっと待ってて」ということで店の外で待機。自分の後からもお客さんが次々とやって来ます。地元ではけっこうな人気店のようですね~。
5分ほどで席が空いたので店内へ入ります。
入り口付近にオーダーシートがあったのですがこれは外帶(テイクアウト)用・・・ 內用(イートイン)用はどこかな・・・
テーブルに置いてありました。すでに桌號(テーブル番号)も記入済です。
品数はそれほど多くないようで、店名から予想する通り「當歸羊肉片湯」や「沙茶羊肉炒麵」といった羊肉料理があります。その他、臭豆腐や魯肉飯なども。ちなみに余談ですが店員さんがすごく元気がいいです。特に左腕に入れ墨がビッシリ入ったお姉さんがめちゃ声が大きい(笑)。
強烈な漢方の風味のスープ
「當歸羊肉片湯」は冬粉(春雨)が入ったメニューもありましたがなしの方を選択。その代わり「魯肉飯」を注文。あと「炸臭豆腐」もいただきました。
當歸羊肉片湯(85元)、炸臭豆腐(60元)、魯肉飯・小(30元)
「當歸」というのはトウキという漢方に使われる植物。血行促進や滋養強壮の効果があって冷え性や婦人病に効くんだそうです。これを使った、いわゆる薬膳スープが「當歸○○湯」と言われる料理です。
「當歸羊肉湯」や「當歸鴨肉湯」はこれまでにも食べたことがあるのですが、ここのスープは過去最も漢方の風味が強烈でした。これはたぶん日本人からすると好き嫌いがはっきり分かれるような気がしますね。
羊肉用につけダレが付いています。これが甘辛くてウマい。お肉は特にクセのない味なので誰でも美味しくいただけると思いますよ。
ここの「魯肉飯」はかなり美味しい。個人的にけっこう好きなタイプです。
「炸臭豆腐」も人気があるみたいです。盛り付けを見る限りタレはかけているのではなくて先にお皿に敷いておいてその上に泡菜とともに臭豆腐をのせているといった感じですね。
タレにつけていただきます。
ふっくらとした食感がよい。付け合わせの泡菜と一緒に食べると美味しいですよ。日本ではとかく臭い臭いと言って紹介されますが、そこまで気にするほどではないと思うんですけどね。ぜひトライして欲しいものです。
台湾はどこへ行っても夜市があるので夕食は夜市の屋台料理で済ます、というパターンが多いかもしれませんが、こういった地元住民に支持されているお店に行くのも楽しいものです。
店舗情報
住所 | 宜蘭縣宜蘭市宜蘭市舊城北路188號 |
営業時間 | 16:30~23:00 |
休日 | 火 |