台北の西門町エリアは日本人観光客にもお馴染みの人気観光スポットですが西門駅の西と東では雰囲気がかなり違うんですよね。ガイドブックなどによく取り上げられる西側は賑やかな繁華街といった感じ。外国人しかいないのではないかと思うほど観光客でごった返しです。一方中山堂のある東側は人通りは多いものの逆に落ち着いた印象なんですよね。今回はその東側にある中国北方料理を提供するお店「蘇記餃子館」を紹介したいと思います。
蘇記餃子館
路地の奥にある
今回訪れたお店はちょっと分かり難い場所にあります。ここは西門駅近くにある国定古跡「中山堂」前の路地。右手の延平南路101巷に3軒の飲食店があるのですがそのうちの1つが「蘇記餃子館」です。
正面の看板に店名がありますね。
この先にお店があるのですがパッと見ただけでは3軒ものお店があるとは気付きませんよね。
こちらの色褪せた看板の下がお店です。
「蘇記餃子館」は高い位置に看板があるので気付かないと「お店?」となりそう。一方向かいにある牛肉麺のお店は分かりやすい。
ここが入り口ですよ。
夜営業の開店時間の5時過ぎに来たのでまだそれほど混んでいないかな? と思ってたのですがすでにお客さんがけっこう入ってますね。店内に入り人数を告げると店員さんが席に案内してくれます。
メニューとメモ用紙がテーブルに置かれています。こちらではメニューを見て注文したい料理をメモ用紙に記入するという仕組みです。たまにこのシステムを採用しているお店がありますね~。
こちらは裏面。
一応壁にもメニューが書かれています。名前が違うのが一部ありますね・・・ 内容は同じみたいです。
こんな具合に料理名を記入して店員さんに渡します。
テーブルにはタレや調味料が用意されています。
小皿等は入り口付近に置いてありました。
山東燒雞~山東風揚げ蒸し鶏
注文したのはこちら「韭菜水餃」と「山東燒雞」。
韭菜水餃(70元)、山東燒雞・小(S)(200元)
このお店では必食と言われている「山東燒雞」。そういえば「餃子館」なのにメニューにはニワトリの絵が描かれてましたよね。
半(M)と小(S)のサイズがあるのですが小(S)だとこのくらいの大きさ。数人で食べるなら半(M)にするとよさそう。
日本では山東風揚げ蒸し鶏とも呼ばれている中国北方の山東料理。鶏肉にたっぷりのニンニクとパクチー、それにキュウリを和えた冷菜です。
鶏肉は一度揚げてから蒸しあげるという2段階の調理を行っているのが特徴。ニンニクのパンチが効いてますがタレが意外にさっぱりして美味しい! 冷菜なので暑い日に食べると一層美味しいですね。
店名が「餃子館」なのでやっぱり餃子も食べないと、ということで「韭菜水餃」をいただきます。もうこの時点でニラの風味が漂ってくるんですよ。
中はニラがぎっしり詰まってます。豚肉の餡よりニラの存在感の方が強い。「韭菜水餃」ならやっぱりこのくらいニラたっぷりの方が美味しいですね~。
この日は2品しか注文しなかった(これだけでお腹いっぱい)のですが実は他にも気になるメニューがあるのでぜひまた再訪したいと思います。
店舗情報
住所 | 台北市中正區延平南路101巷5號 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:00~20:00 |
休日 | 日 |