先日、新北市の林口區で「過去最高ではないか？」と思える美味しいマンゴーかき氷を食べたのですが、まさかその2日後にそれを上回るマンゴーかき氷に出会うとは思いもしませんでしたよ。今回の滞在では台南、高雄、屏東と南部へも出掛けたのですが旅程の終盤に新北市で立て続けにこれほど美味しいマンゴーかき氷を食べることができたのも予想外でした。
十三甜品棧（集賢店）
三重の屋台と蘆洲の店舗
新北市蘆洲區の尼加拉瓜公園近くにあるスイーツ店「十三甜品棧（集賢店）」にやって来ました。実は新北市三重區の五華街にある屋台店が元からあるお店で、こちらの集賢店は昨年（2023年）の12月17日にオープンしたようです。まだ1年経ってない新店だったんですね。
このお店の構造がちょっと興味深い。入り口部分に簡易のキッチンスペースがあるんですよ。
台湾では店頭にキッチンをもってきてるお店はよく見かけますがこういうケースは初めて見ましたね。
中から見るとこんな感じで一部が店内側に入り込んでるという面白い構造。
ショーケースにズラリと並んだカラフルなトッピング。ゼリータイプのトッピングが充実してますね～。
イートインする場合は入り口に置いてあるオーダーシート取って店内へ。
店内の黒板に書かれたメニュー。これはオーダーシートには載ってないようですね。気になる場合はこちらもチェックしておきましょう。
食べたいものにチェックを入れてテーブル番号（內用桌號）を記入、のはずなんですが、テーブル番号がどこを探しても見当たらない・・・ 仕方ないのでこのまま店員さんに渡しましたが問題ないみたいでした。
マンゴーかき氷が衝撃の美味しさ
注文したのは「芒果牛奶冰」。氷の山に注文後にほどよいサイズにカットされたマンゴーがどっさりとトッピングされています。これはビジュアル的にはかなり期待が高まりますがさて味の方は？
芒果牛奶冰（時価 ※2024年7月22日：160元）
このマンゴーがめちゃくちゃ美味しい！ 芳醇な香りとともに口の中に広がる甘さが素晴らしい。
そして自家製のマンゴーソースをかけた氷がまた最高に美味しい。雪花冰ではなく牛奶冰（通常の氷のかき氷）の場合、練乳やシロップとの量のバランスの影響で味が薄くなったりしがちなのですが、これはマンゴーソースがたっぷりかかっていて最後の一口まで美味しく食べることができました。
ちなみに値段は時價（時価）なのですがこのときは160元でした。量は1人分にちょうどよいくらいのボリューム、それでこの美味しさを考えると安いと思いますよ。
さすがに蘆洲區あたりだと外国人の客は珍しいのか店主らしき女性が「美味しいですか？」と聞いてきました。とても美味しかった旨を伝えるとたいへん嬉しそうな様子で、お店で使用しているマンゴーなどの写真を撮らせてくれました。
台南市楠西區産のマンゴー。マンゴーで有名な玉井のさらに奥にある地域ですね。
自家製のマンゴーソース。これがうまい。
実はここに来る前に先に三重區のお店の方に行ったんですよ。ここが開店したばかりというのを知らず、三重區のお店の方が出てくる情報が多かったもので。ところがそちらではマンゴーかき氷は売ってない。メニューにはあるのに（笑）。マンゴーかき氷は集賢店の方で売ってる、ということでどうするか悩んだのですがせっかくここまで来たし行ってみようか、と蘆洲まで行ったのですが行ってみてほんとに良かった。
三重區のお店では昨年までマンゴーかき氷を売っていたようです。おそらく集賢店がオープンしたので今年は集賢店のみでの販売ということになったのではないでしょうか。来年以降もそうなるのかな？
これは自分史上最高のマンゴーかき氷だったのではないかと思いますね。それくらい美味しかったです。この店舗（集賢店）としては今年が初のマンゴーかき氷ということですね。来年もぜひ食べに来たいし、また他のメニューも食べてみたいですね～。
店舗情報
| 住所 | 新北市蘆洲區集賢路269巷5號 |
| 営業時間 | 13:00～20:00 |
| 休日 |
