新竹に行ったらおそらく誰もが訪れるであろう「新竹都城隍廟廟口小吃」。廟の中、外にビッシリと小吃店が立ち並ぶというクレイジーな場所なのです。人気店も数多くあり朝、昼、晩ここで食べてもいいのではないかというほど。さらに廟の周辺にも秀逸なお店が存在するので見逃せないのですよ。というわけで今回は新竹都城隍廟のすぐそばににある人気店「阿忠冰店」を紹介します。
阿忠冰店
創業60年超の老舗
新竹の「阿忠冰店」にやって来ました。お店の場所は新竹都城隍廟の裏手にあたるらしいのですが、新竹都城隍廟って周囲にお店がへばりつくように立ち並んでいてもはや本体が外からはほとんど見えないので裏手も正面もよく分かりません(笑)。
廟前の噴水のある広場から廟に向かって左へ進むとすぐにお店が見えます。ほぼ同じ場所といってよいほどすぐ近くなので廟口小吃を語るときにはこのお店もよく取り上げられます。
1963年創業ということで60年以上続く老舗、なのですが何とこちらの店舗は5階建て、さらにビルの道路側は全面ガラス張り。そう聞くと何だかとんでもないお店のように思えるのですがしかしどう見ても庶民的な雰囲気なのがなんだか微笑ましい。
店頭には写真入りのメニューが掲載してあります。台湾ではこういったお店をよく見かけますね~。
入り口の注文カウンターにもメニューあり。結構な品数がありそうです。
こちらは人気メニューのようです。台湾らしいトッピング盛り盛りのかき氷が並ぶ中、その逆をいくシンプルな「鳳梨冰」が気になる。
注文は店頭のカウンターで口頭で行います。その場で清算して商品を受け取って空いている席に座ります。
スプーンはこちらから。
こちらは1階の奥の席。かなりの人気店なのですがこの日は連休前の平日とあって自分が来たときはお客さんゼロ。後から2人組のお客さんが1組きたのみでしたよ。
2階の席で食べることにしました。外を眺めることができる窓際の席へ。
すぐ下にはお店の看板が。
すっきりした甘さが喉の渇きを癒す
というわけでおすすめの「鳳梨冰」をいただきます。パイナップルのシロップをかけたのみという極めてシンプルなかき氷。シロップには細かく刻んだパイナップルの果肉も。
鳳梨冰(50元)
台湾でかき氷を食べるときは何かしらのトッピングを加えたり煉乳をかけた牛奶冰が多いのですがこういったタイプは初めてのような気がしますねー。シロップのみというのはどちらかという日本のかき氷に似てるよな~、と思ったのですがよくよく考えると日本ではメロン、いちご、レモンといったシロップはよくありますがパイナップルというのはほとんど見たことないですね。
さて味の方ですがこのパイナップルのシロップがとっても甘くてすごく美味しい! しかもすっきりとした甘さなのでくどくない。特に喉が渇いているときは練乳やトッピングはちょっと重く感じるのですが、そんなときには最高のかき氷ですよ。
中にもたっぷりとシロップかかっているので最後まで美味しくいただけます。量も1人で食べるにはほどよいボリュームですね~。ごちそうさまでした。
食べた後の片付けはセルフサービス。
トレイや器はこちらへ。
シンプルながら最高に美味しいパイナップルのかき氷でした。ぜひまた食べたい! そして他のメニューも試してみたいですねー。
店舗情報
住所 | 新竹市北區東門街187號 |
営業時間 | 11:00~3:00 |
休日 |