【東南漢堡店】これぞ「ザ・台湾の朝食」新竹駅裏の早餐店に行ってみた

台湾の朝ごはんというと、豆漿店の蛋餅、燒餅、小籠包、肉包、鹹豆漿といった食べ物をイメージする人は多いのではないでしょうか。もちろんそれは間違いではなく実際に台湾にはそういったお店がたくさんあり地元のお客さんで賑わっています。しかし現地の人がイメージする日常の朝食はどちらかというとサンドイッチ、ハンバーガー、トーストなどを売る早餐店なのかもしれません。

東南漢堡店

創業40年の老舗早餐店

新竹で初の朝ごはん! ということでやって来たのは新竹駅裏にある「東南漢堡店」。創業は民國73(1984年)、40年続く地元で高い人気を誇る早餐店です。

「漢堡」というのは「ハンバーガー」のことなので店名を素直に読むとハンバーガー店ということになるのですが、台湾通の人ならこの手のお店を見ると「ああ、朝ごはん屋さんだね」と分かるはず。営業も早朝6時半から昼までと、まさに典型的な台湾の朝ごはん屋さんといった感じです。

開店間もない時間にもかかわらずお客さんが次々やって来る。もう少し時間が経って本格的な朝食の時間帯になるとおそらくもっと賑やかになるのでは、というのが想像できますね~。

注文は入り口のカウンターで口頭で行います。その場で清算して料理を受け取り、イートインする場合は店内の席へ。調理に時間がかかるものは後で店員さんが持ってきてくれます。

メニューには漢堡(ハンバーガー)の他に吐司(トースト)、蛋餅など台湾の朝食の定番が並びます。ドリンクは意外に品数が少なく、紅茶、奶茶(ミルクティー)、咖啡牛奶(ミルクコーヒー)、豆漿(豆乳)など。なぜかジュース系で1品だけ百香果汁(パッションフルーツジュース)があるのがちょっと興味深い・・・

注文~清算を済ませたらその場で商品を受け取ります。調理に時間がかかるのは後から持って行くよ~、とのこと。

店頭にはお客さんがけっこういたのに店内はガラガラという台湾あるある。だいたいみんなテイクアウトするんですよね。まあ、おかげでゆっくりいただくことができますよ。

肉片とはいったい・・・?

注文したのはこちらの3品。「豬肉蛋漢堡」「肉片」「咖啡牛奶」です。

豬肉蛋漢堡(45元)、肉片(40元)、咖啡牛奶・冰・大(35元)

朝ごはん屋さんでは奶茶(ミルクティー)を飲むことがおおいのですがこの日は気分を変えて咖啡牛奶(ミルクコーヒー)を。大サイズなのでずっしり大容量。

漢堡店なのでやっぱりハンバーガーを、ということで一番人気の「豬肉蛋漢堡」をオーダー。

具には豚肉、玉子、ハム、キュウリ。マヨネーズがあまり濃い味ではないのが個人的にはけっこう好き。バンズがわりとフニャっとしてるのが早餐店のハンバーガーの特徴なんですよね。

單點類(單品)から選んだ謎のメニュー「肉片」。「肉片ってなんだよ」と思ったらまさに肉片(笑)。一見雞排に見えますがこれ豚肉です。どうですかこのデカさ。そして薄い(笑)。

いやしかしこの薄さによってスパイスの存在感が増して逆にいい方向に働いてるような気がするんですよねー。これはウマい。大きさにちょっとビビッてしまいましたがパクパクとあっさり平らげてしまいましたよ。

ひょっとして「豬肉蛋漢堡」に入ってる豚肉ってこれなのかな? ちょっとよく分かりませんがだとすると美味しいのも納得。

食べた後のゴミは自分で片付けるセルフサービス。

新竹駅前には観光客向けのお店がたくさんありますが駅裏はほとんど地元住民向けのお店といった感じでしょうか。この辺りにも足を運ぶと面白そうです。

店舗情報

住所 新竹市東南街54號
営業時間  6:00~12:30
休日  
リンク 東南漢堡店
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