中国語は分からなくても漢字を見ればなんとなく何のお店か想像できる、というのは日本人ならではのメリット。さまざまな国から観光客が台湾を訪れますが日本人には言語という点でアドバンテージがありますよね。しかしながらたまに全く想像できない単語に遭遇することがあるので面白い。今回はその一例とも言える高雄のお店を紹介します。
甘丹厚切炒酸奶
店名からは何なのか全く想像できない
高雄の瑞豐夜市を歩いているときにふと目に入ったこちらの屋台の看板に書かれた文字。「厚切炒酸奶?」何コレ? 「酸奶」ってヨーグルトのことですよね。ということはスイーツ? と思ったのですが「炒」がそのイメージを否定するんですよね~。ヨーグルトを炒めるとか? まさかそんなことはないよね・・・
お店の前で様子を伺ってたら店員さんに番号札を渡されて「そこで待っててね」と。いや、まだ買うかどうか決めてないんだけど(笑)。まあいいや、買ってみよう。
ところで、お店の斜向かいに順番待ちの待機場所が用意してあるんですよ。こんなの初めて見ましたね。それほど人気があるってことですかね。
メニューらしきものがありますが、やっぱりスイーツのようですね~。
さて、順番が来たので注文することにしましょうかね~。と言ってもいまいちまだ何なのかよく分かってません(笑)。
ん~~~? 何ですかねこれは。チョコレート? アイスクリーム? 「大份」が9種類選べて100元、「中份」が6種類選べて80元のようです。
あー、なるほどアイスクリームみたいですね。店員さんが言うにはヨーグルトのアイスクリームなんだそうです。どうも日本で言うロールアイスのことを「炒酸奶」と呼んでいるらしいです。冷やした鉄板の上でアイスクリームを延ばしている様子から「炒」をあてたんでしょうね。
注文方法は「大份」か「中份」かを店員さんに伝えて食べたいものを選べばOKです。
「炒酸奶」を受け取ったら爪楊枝もいっしょに取っていきましょう。
フルーツ系メインで選んでみた
というわけで「中份」にして6種類選んでみました。台湾に来てることだしせっかくなので台湾ならではのフルーツ系をメインにチョイス。
厚切炒酸奶・中份(80元)
表面にトフィーをまぶした「太妃牛奶糖」。キャラメルのようなフレーバーです。
空に浮かぶ雲をイメージ、ということで「雲朵可爾必思」。「可爾必思」はカルピスのことです。スッキリした味でいいですね。寒天も入ってるみたいですが、ちょっとよく分かりませんでした(笑)。
オレンジ果肉入りの「多肉鮮橙」。
アボカドとバナナが入ったアイスクリーム「酪梨香蕉牛奶」。アボカドの果肉自体も含まれていて見た目も鮮やかです。これ一番好きかも。
鮮やかなパープルはドラゴンフルーツとラズベリーの「火龍果覆盆莓」。味はラズベリーの方が強いかな。
そしてパッションフルーツとキウイの「百香奇異果」。これもさっぱりした味で美味しい。キウイとヨーグルトは王道の組み合わせですもんね。
今回はフルーツ中心で選んでみましたが、次回来たら「提拉米蘇(ティラミス)」「Oreo冰炫風(Oreoマックフルーリー)」なども食べてみたい。また夏には「楊枝甘露」もあるようなのでこちらも要チェックですね~。
店舗情報
住所 | 瑞豐夜市第二排89號 ※(瑞豐夜市:高雄市左營區裕誠路與南屏路口) |
営業時間 | 火木金土日17:30~売り切れ次第 |
休日 | 月水 |
リンク | 甘丹厚切炒酸奶 |