「富霸王豬腳」と同じく台北で高い人気を誇る「豬脚」のお店「鄭記豬腳飯」。北門近くで営業する老舗で、創業は1953年(民國42年)という70年の歴史を持つ古いお店です。観光客が大勢やって来る「富霸王豬腳」に比べると規模も小さくローカルなお店というイメージですが昼時になると近隣で働く人で行列ができる人気ぶりです。
鄭記豬腳飯
メニューは3種類のみ
この日は台北の北門近くにある「鄭記豬腳飯」でお昼ご飯を食べます。お店はMRT北門駅から歩いて5分ほどといったところでしょうか。ほぼ開店時間に来たのですが既にこの行列です。さすがに人気がありますね~。
テイクアウト、イートインともに並んで注文します。ということで最後尾へ。
順番が来たら口頭で注文。內用(イートイン)か外帶(テイクアウト)も忘れずに伝えましょう。
メニューはこちら「豬腳肉飯」「東坡肉飯」「虱目魚肚飯」の3種類のみ。
メニューには載ってませんが一応小菜も何種類かあるみたいですね。
セルフサービスのスープ(大骨湯)は無料です。置いてある器に自分で注ぎましょう。
注意書きには「骨(出汁用)は取らないで」「必要以上の注がないように」「テイクアウトの場合は1杯のみ」「イートインの場合はスープのテイクアウト不可」「お碗は同じものを使って」など、まあ常識的なことですね。これを見るとイートインの場合はお替りはOKみたいですね。
イートインの場合は通路にテーブルが用意されているので、注文後に料理を受け取ったら空いてる席に座りましょう。
店内席もあるみたいですね。暑い日は中の方が涼しくてよいかも。
艶々と黒光りする東坡肉
「豬腳肉飯」にするか「東坡肉飯」にするか迷ったのですがこの日は「東坡肉飯」を注文してみました。それと小菜を1品。何かよく分からずに指さしで頼んだのですがたぶん雞捲かな?
東坡肉飯(120元)、雞捲(40元)
小菜の「雞捲(たぶん)」。さつま揚げみたいな感じでなかなか美味しい。
こちらがメインの東坡肉。スプーンにのせるとズッシリと重量感を感じます。台湾では美味しいものはみんな茶色、とよく言われますがもはや茶色を通り越して黒々としています。艶々と黒光りする様はまさに黒金のよう。
お肉は紐で括ってあるので取り除いて食べましょう。なかなか上手く外れなくて悪戦苦闘してしまいました(笑)。
言うまでもなくトロトロの柔らかさ。ここまで色が黒くなるほど煮込まれているわりに味はそれほど濃くありません。ただ脂身が多いのでちょっと油っぽさが気になるかな。「豬腳肉飯」だとちょっと違うのだろうか・・・ いつかこちらも食べてみたいと思います。
付け合わせの卵もこの色ですよ。とはいっても中はそれほどの違いはないんですよね。
タレといっしょに食べるご飯が美味しい。野菜もたくさん付いてるので脂っこさをリフレッシュしてくれますね。
台北で有名な「豬腳」のお店、と言えば先ず間違いなく名前があがる人気店ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區延平南路22號 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
休日 | 日 |