以前から台中で「賴15」という店名をよく目にしてたんですよね。どうもあちこちに複数お店があるようなのです。しかもはっきりした店名が分からなくて単に「賴15」だったり、「賴15魯肉飯」だったり、または「賴15炒麵」と呼ばれるお店もあったりと謎でした。どんなお店かというと魯肉飯や炒麵などを売っているごく一般的な食堂のようなイメージ。ずっと気になっていたのですが今回その内の1軒に行く機会があったので紹介したいと思います。
建成路賴15炒麵
開放的な24時間営業の食堂
「建成路賴15炒麵」は台中駅裏側エリアの建成路と仁德街の交差点にある24時間営業の食堂。昨年(2019年)あたりにオープンしたらしくてこの辺りで働く友人に誘われて行ってみました。
なんだかプレハブ小屋のような建物ですね。前からあったかな? この辺は何度か通ったことがありますが以前何があったか全然覚えてないですねー。
道路側には壁が全くないという、・・・ すごく開放的なお店ですね(笑)。
こちらがメニュー。魯肉飯、爌肉飯、排骨飯、雞腿飯と台湾では一般的なご飯もののメニューがいろいろと揃っていて食堂といった感じのお店ですね。
メニューによって「一菜」「四菜」と書いてますが「四菜」というのは小菜が4種類付いてくる(当然単品で注文するより少ない)セットメニューのようなものです。小吃店によく「便當」というメニューがありますが同じような感じですね。
口頭で注文したらトレイを持って商品を受け取ります。
この雞腿美味しそうですねー。今度来たら絶対食べよう。
他にも角煮や豚足など。
小菜もどれも美味しそうです。あ、蕃茄炒蛋がある。これ個人的に好きなんですよね。これも次回食べよう。
冷蔵庫には飲み物もあります。
料理を受け取ったら空いてる席に座って食べましょう。
爌肉飯、炒麵、肉焿
「爌肉飯」の四菜、「炒麵」、「肉焿」を注文しました。
爌肉飯・四菜(75元)、炒麵(15元)、肉焿(30元)
箸、スプーン、調味料はテーブルに置いてあります。
四菜だとこんな感じになるんですね。爌肉飯に4種類の小菜がいっしょに盛り付けられています。爌肉飯は美味しかったんですがやっぱり1菜にして小菜を1、2品単品で選んだ方がよかったかな~、と個人的には思いました。
炒麵には辣椒醬をかけていただきます。これぞザ・台中といった感じですねー。
麵は予想通りかなり柔らかい。日本人的な感覚で食べると「え?」と思うかもしれませんがさすがにもう慣れましたね。魯肉がかかっているのでそのまま食べてもそれなりに美味しいのですがやっぱり辣椒醬をかけて食べる方が台中らしくてよい。
「肉焿」はつみれ入りのとろみのあるスープ。このつみれが旨味と歯応えがあってなかなか美味しいんですよ。
このお店は観光客の姿は全くなくて地元の人が日常的に利用する食堂といった感じのお店。何か特別ということはありませんが安くて美味しい台湾の普段の食事が楽しめます。それに24時間営業なのでいつでも気軽に訪れることができますよ。
店舗情報
住所 | 台中市南區建成路1569號 |
営業時間 | 24時間営業 |
休日 | |
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