日本ではそば、うどん、そうめんといった麺料理は温かいものも冷たいものも両方ありますよね。一方台湾では冷たい麺料理というのはあまりないような気がします。しかし全くないかと言えばそうではなく唯一(かどうか分かりませんが)の例外と言えば「涼麵」でしょうか。名前は違いますが日本の冷麺にそっくりで、スープの無い冷たい麺にゴマだれをかけて刻んだキュウリをトッピングしたものが一般的です。これがなかなかイケるので台湾に来たら牛肉麺や麺線だけでなくぜひ「涼麵」も食べてみてください。というわけで今回は台北にある「涼麵」に人気店「小慧涼麵」を紹介したいと思います。
小慧涼麵
長い行列にビックリ
「小慧涼麵」は台北のMRT六張犁駅から歩いて10分ほどの臥龍街151巷沿いにある涼麺店。かなりの人気店とは聞いていましたがお店に着いてビックリ。お昼時ということもありこの行列です。この辺りはそれほど繁華街という雰囲気の場所ではないにもかかわらずこれほどお客さんがやって来るということはやっぱり噂通りの人気店ということなのでしょう。
とうわけで並んで待ちましょうかね~。
30分ほど待ってようやくここまで来ました。テイクアウトが多いとはいえけっこう時間かかりましたねー。ここで注文をしてから店内に入ります。
メニューはこちら。涼麵の他にも炒麵や炒飯もあるみたいです。けっこう珍しいタイプのお店ですね。でもお客さんのほとんどは涼麵を注文してましたけどね。
涼麵はイートイン、テイクアウトにかかわらず列に並ぶ必要あり。炒麵、炒飯は並ぶ必要はなく店内の奥にある厨房で注文してねってここまできて分かっても遅すぎなんですけどね(笑)。まあ注文するのは涼麵なので問題ないですが、炒麵や炒飯を食べる場合は並ばなくていいってことですね。
店頭のキッチンには山盛りの麺が。この量があっという間になくなるんですよ。
豪快に掴んで・・・
盛り付けます。
そしてゴマだれをたっぷりと。
ゴマだれもすごい量。
注文したら店内の空いてる席に座りましょう。
濃厚なゴマだれと酢のさっぱりした味が絶妙
注文したのは「涼麵」と「綜合湯」。ようやく食べることができます。
涼麵・小(30元)、綜合湯(30元)
小サイズでもこのボリューム。1人で食べるにはじゅうぶんすぎる量です。
底の方にタレが溜まっているのでよくかき混ぜていただきましょう。
涼麺特有のポソポソとした食感の麺。初めて食べると「おや?」と違和感があるかもしれませんが食べ慣れるとこれがなかなか美味しい。ニンニクの効いた濃厚なゴマだれと酢のバランスがちょうどよくて、こってりだけどさっぱりといった味わい。暑くて食欲がないときでも食べれそうなのが涼麺なんですよね。
そして涼麺店に来たら必ず一緒に注文するのがこれ。涼麺店ではたいていスープに「味噌湯」「貢丸湯」「蛋花湯」が置いてあって、それらを全部合わせた「三合一」(このお店では「綜合湯」)というのもお馴染みのメニュー。これがたまらなく美味しいんですよ。
プリプリの貢丸(つみれ)入り。
溶き卵もたっぷり入っています。この卵がスープをまろやかな味にしてくれるのです。
さすがに人気店だけあってとっても美味しい涼麺でした。混雑を避けるなら昼、夜の食事の時間帯を外すといいいかもしれませんね。
店舗情報
住所 | 台北市大安區臥龍街151巷10號 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
休日 | 日 |
FB | 小慧涼麵 |