「台湾の朝ごはん」ってどんなイメージを持ってますか? 豆漿店で食べるような豆乳、油條(中華風揚げパン)、蛋餅、燒餅、肉包といった朝ごはんを思い浮かべるのではないでしょうか。それらは確かに間違いなく台湾の朝ごはんですね。しかし実はそれ以外にもサンドイッチ、ハンバーガー、トーストなども台湾では昔からよく食べられているのです。単なる洋風ではなく台湾風にアレンジされて立派な朝食文化として定着しています。というわけで今回はそんなパン系の朝ごはんのお店として「小旺號」を紹介したいと思います。
※「小旺號」は閉店しました。
小旺號
台北駅前に見たことあるような名前のお店が
台北駅前の公園路です。朝ごはんを食べようとお店を探しているとどこかで見たことあるような名前が。
「小旺號」ってもしかして・・・ と思ったら予想通り、鉄板で焼くトーストで人気の「扶旺號」が展開しているお店のようです。「扶旺號」のセカンドラインといったところでしょうか。
メニューはやはり「扶旺號」と同じような鉄板で焼くトーストなどがラインナップ。ちなみに英語が併記してありますが「Teppan」って書いてますね。なんで日本語なんだ?
ちょうど朝ごはんの時間帯だったので出勤途中らしきお客さんがたくさん集まっていました。
「扶旺號」とは違ってイートインスペースはなくテイクアウトのみのようですね。
「小旺號」は台北にいくつかお店があるようですがこちらは台北駅前の「小旺號公園櫃」のメニュー。時間帯で若干内容が変わるみたいですね。こちらは朝のメニューです。お馴染み鉄板でトーストを焼いた「鐵板土司」や蛋餅をクレープのように巻いた「鐵板捲餅」など。セットメニューもありますね。
※画像は小旺號 FBより引用
続いてお昼のメニュー。朝のメニューに加えて「鐵板泡麵」や唐揚げ、ポテト、甜不辣(てんぷら)なども注文できるようです。ドリンクメニューも昼の方が充実してますね。
※画像は小旺號 FBより引用
調味料はセルフサービスのようです。この辺は台湾らしいですね。
花醬蛋肉土司と青娃撞奶
というわけで購入しました。
「鐵板土司」から「花醬蛋肉土司」、それとドリンクも一緒に買ってみました。
花醬蛋肉土司(65元)、青娃撞奶(55元)
「青娃撞奶」ってどこかで聞いたことのある名前ですね。でもこれは「陳三鼎」の「青娃撞奶」とは違って「タピオカミルク」ではなく「タピオカミルクティー」のようです。買った後に気付いたんですが朝のメニューには「青娃撞奶」って無かったんですよね。なんで買えたんだろう。昼の時間帯だったんだろうか? どうも時間の区切りがよく分かりませんが・・・
「花醬蛋肉土司」はトーストに豚肉、目玉焼き、ピーナッツバターを挟んだもの。ピーナッツバターのこういう使い方って台湾ならではですねー。
シンプルですがこれがなかなか美味しい。軽い朝ごはんにはピッタリですね。