「排骨飯」も台湾グルメの1つとして有名ですね。日本では「パイコー飯」とか「パーコー飯」などと呼ばれ食べることができるお店もあります。小籠包や牛肉麺といった人気の台湾グルメに比べるとやや目立たない存在なのですが、食べてみればその美味しさが分かるはず。薄い衣をつけてカリっと揚げられた豚の骨付き肉はとってもジューシー。また五香粉など台湾ならではの香辛料を使った味付けが病みつきになる美味しさなんですよ。というわけで今回は台北の排骨飯の人気店「東一排骨總店」を紹介したいと思います。
東一排骨總店
昭和のキャバレーのような雰囲気のお店
MRT西門駅からやや北門よりに歩いた延平南路沿いにある「東一排骨總店」。店名からも分かるように排骨飯(麺)を食べることができるお店です。大きなビルの左端に看板があるのでてっきりその辺りに入り口があるのかと思ったら・・・
入り口は右端にあるこちら。紛らわしいね(笑)。
階段を上って2階に入り口があります。
なんだかすごく広そうなお店だなー、と思って入ると・・・
実際広い! すごいですねこの大空間。入ってすぐ右手にカウンターがあってここでまず注文します。
排骨飯の他にも雞腿飯、魚排飯などがありまた麺にすることも可能。といってもここはやっぱり排骨飯でしょう。
注文したら空いてる席へ。
それにしても広さと言い、装飾と言い、およそ食堂とは思えない空間ですね。なんだか昭和のキャバレーといった感じ。もしかしてほんとにキャバレーだったのかな?
昔にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気が何とも言えませんよ。
大きなテレビからは日本語の歌が聞こえると思ったら森進一だって。これ紅白の録画かな?
テーブルにもメニューが置いてありました。カレーなんかもありますね。
裏にはドリンクメニューなど。アイスクリームや聖代(サンデー)なども。ちょっとファミレスのような印象もありですね。
サクサクジューシーな排骨が美味い!
注文したのはもちろん「排骨飯」。「東一排骨總店」では排骨とご飯は別々になっているスタイル。また味噌湯(味噌汁)が付いています。150元というのはやや高めの値段設定ですね。まあこの場所がやっぱり値段に反映されてるのかな?
排骨飯(150元)
テーブルにはスプーンがあるので排骨飯や味噌湯に使ってもOK。排骨飯のご飯って箸だとちょっと食べづらいんですよね。
魯肉や野菜、右に見えるのは豆干を細かく刻んだものかな? などがトッピングされた排骨飯らしいご飯。これが見た目よりかなりボリュームあり。
味噌湯は日本の味噌汁とほぼ変わらない味です。スプーンで飲むのが台湾らしくて面白い。
お皿いっぱいにドーンと存在感のある排骨。
カラっと揚がった薄切りの豚肉はまさにお手本のような排骨です。台湾ならではの香辛料がガツンと効いたジューシーなお肉はたまらない美味しさ。やっぱり麺よりご飯が欲しくなる味ですねー。
排骨飯美味しかったー! それにボリューム満点でお腹いっぱい。雞腿飯も美味しそうだったので今度来たら食べてみようかな。レトロな空間もなかなか面白いのでおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區延平南路61號 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
休日 | 月 |
HP |