台南市中心部に府前路と西門路の交差点にある小西門圓環と呼ばれるロータリーから運河の方へ向かって伸びる「保安路」という短い通りがあり、この「保安路」のロータリー寄りのエリアは小吃店がビッシリと軒を連ねるちょっとしたグルメスポットとして知られています。特にロータリーから海安路の間が人通りが多くて賑やかなのですが、海安路を超えた先にもいろいろと美味しいお店があるので足を運ぶと面白いと思います。というわけで今回はその保安路のお店「林家魚皮」を紹介したいと思います。
林家魚皮
保安路の虱目魚(サバヒー)専門店
台南の人気グルメスポット「保安路」から海安路を渡って少し歩くと右手に見えてくるのが「林家魚皮」。台南の名物、虱目魚(サバヒー)料理の専門店です。
看板こそ新しくなっていますが少々乱雑な雰囲気はいかにも台南の小吃店といった雰囲気です。
店内にオーダーシートがあるので1枚取って空いてる席に座りましょう。
看板メニューの「魚皮湯」をはじめ「皮丸湯」「魚肚湯」「魚腸湯」など虱目魚(サバヒー)の料理がズラリと並んでいます。虱目魚(サバヒー)と言えばお馴染みの「鹹粥」や「魚肚粥」もありますね。
皮と言いつつ身がたっぷり!
もちろん注文したのは看板メニューの「魚皮湯」、それに「肉燥飯」と「煎魚腸」をいただきました。
魚皮湯・小(60元)、肉燥飯・小(15元)、煎魚腸・小(60元)
箸、スプーンや調味料はテーブルに置いてあります。が、別の場所にも金属製やプラスチック製の箸やスプーンがあるのでそちらを使った方がよかったかな?
店内の一角にはショウガやワサビなどの調味料も置いています。「魚皮湯」を注文したらここでタレを作りましょう。
こちらが「魚皮湯」。名前の通り虱目魚(サバヒー)の皮入りのスープです。
ワサビ、醤油、ショウガで作ったタレ。虱目魚(サバヒー)の皮につけて食べます。
魚の皮と言うと薄くてペラペラの状態を想像しますがご覧のようにしっかりと身が付いてるんですよ。これだとなかなか食べ応えがありますね。
タレに付けて食べるとこれが脂がのってウマい。ほとんど身を食べてるのと変わらない感じですよ。ちょっとご飯が欲しくなりますねー。
白ご飯もあるのですがこの日注文したのは「肉燥飯」。北中部で言う「魯肉飯」と同じですね。けっこうお肉の形がはっきり残ったタイプであまりタレでベタベタにならないのは個人的に好きなタイプです。
メニューに見つけるとつい注文してしまう「煎魚腸」。虱目魚(サバヒー)の内臓を焼いたものでちょっと見た目は悪いのですがこれが地元では人気の珍味。
カリっと焼かれているので香ばしく、内臓ならではの苦味もあって美味しいですよ。ぜひお試しあれ。
店舗情報
住所 | 台南市中西區保安路110號 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
休日 | |
HP |