台北で美味しいかき氷を食べることができる果物屋さんを見つけた! といっても「え、そんなのたくさんあるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。いやいやそうではないんですよ。台湾のいろんな都市、特に南部に行ったことがある人は分かるでしょう。カットフルーツやかき氷を食べることができる果物屋さんって台北にはあまりないんですよね。やっぱり都会だからでしょうか・・・ 台南とかはけっこうあるんですけどね。と、そんな台北ですが「冰果專賣店」という台南にもありそうな雰囲気の果物屋さんを見つけたので紹介したいと思います。
冰果專賣店
行天宮近くの小さな果物屋さん
MRT行天宮駅から歩いて10分弱ほどの場所にある小さな果物屋さん。色褪せた看板には「冰果專賣店」と書かれてますがこれが店名なのかな?
パイナップル、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、バナナなど南国特有のフルーツが店頭に並べられた台湾ではよく見られるお店です。
ふと看板を見ると「豆花」「刨冰」「果汁」「水果」と書かれてます。「おや、これはもしかして・・・」
こちらにも「木瓜牛奶」「西瓜汁」などフレッシュジュースのメニューが。これはもう間違いないですね。ここは果物屋さん兼フルーツパーラーのようなタイプのお店でしょう。
というわけで店内に入ってみます。ほんとに入っていいの? と思ってしまうような作業場みたいな感じですが(笑)。
店内にもちゃんとかき氷などのメニューがあります。ちょうどマンゴーシーズンだったのですが「マンゴーかき氷がないな~」と、よく見るとメニュー一覧の下に「芒果牛奶冰」と書かれてました。となりにライチの写真が貼ってあるので気付きませんでしたよ。
お店の片隅に調理場らしき場所があるのですが・・・
どう見ても事務机ですよねコレ(笑)。まあ、わりとアバウトなお店ですがマンゴーはしっかりその場で捌いています。さすがは果物屋さんです。
切りたてマンゴーのかき氷
四角い器に入ったマンゴーかき氷の完成です。ボリュームは1人分にはちょうどよいほどほどのサイズ。これで100元は安い! だって台北ですよ。
芒果牛奶冰(100元)
たった今カットしたばかりのマンゴーは新鮮そのもの。甘さもまずまずです。シロップ漬けのマンゴーも悪いわけではありませんがやっぱり切りたては美味い。その分品質に左右されますがさすがは果物屋さんといったところですね。
氷は黒糖シロップと練乳をかけたシンプルなタイプ。きめ細かくてシャリシャリした口当たりで好きなタイプです。最後まで飽きずに食べることができましたよ。
台北にももっとこういったお店が多いと嬉しいのですがなかなかそういうわけにもいかないでしょうねー。これからますます減っていくのでしょうか・・・ そう考えるとここは貴重なお店ですね。
店舗情報
住所 | 台北市中山區中原街47號 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
休日 | 土日 |
HP |