桃園メトロ空港線 台北駅~桃園空港までは最高160元の設定に

12月2日、桃園メトロ(桃園捷運公司)は来年3月頃を開通予定としている空港線の台北駅から桃園空港までの運賃を最大160元に設定すると発表しました。運営コストを基本に算出すると運賃は270元となるのですが、高速バスよりやや高く高速鉄道(シャトルバス費用含む)より安い160元が妥当とのこと。

参考:機場捷運票價公布 台北到桃機160元(中央社即時新聞 CNA NEWS)

※アイキャッチ画像及びページトップ画像は桃園捷運公司HPより引用

高速バス<桃園メトロ空港線<高速鉄道

160元という金額は、高速バスより高く、高速鉄道より安いという値段設定です。確かに270元だと高速バスの倍以上の金額なのでちょっと利用をためらう人もいるかもしれませんね。

高速バスの料金は國光客運の1819線(桃園空港-台北駅)が125元。

一方高速鉄道の料金は、桃園空港~高速鉄道桃園駅までのシャトルバスの料金も含めて190元。

※画像は台湾高速鉄路股份有限公司HPより引用

※画像は台湾桃園国際空港HPより引用

利用者には嬉しい価格設定

これは正直利用者にとっては嬉しいですね。160元(約568円:12/3現在)であれば高速バスの125元(約444円:12/3現在)と比べても35元(約124円:12/3現在)しか変わらないのでそれほど負担にはならないと思います。渋滞に巻き込まれることもなく移動時間が短縮できてこの値段であれば桃園メトロを積極的に利用したいですね。

しかし、これだと大部分の利用者が高速バスから桃園メトロに流れてくるような気がします。そうなると高速バスの料金が値下げされるということも考えられるかもしれませんね。バス側にとっては厳しい環境になりそうです。いずれにしても利用者からするとありがたい話です。

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