日本ではあまり見ないのですが台湾ではかき氷に黒糖シロップをかけるのが一般的。昔ながらのかき氷屋さんでは「黑糖剉冰」という名前を当たり前のように見かけます。シロップがメインの日本のかき氷と違ってトッピング重視の台湾のかき氷ではシンプルな黒糖シロップの方が湯圓、芋圓、紅豆といった伝統的なトッピングの引き立て役として最適なのかもしれませんね。今回はその黒糖シロップに強いこだわりと持つ台中の伝統的スイーツ「津香正宗黑砂糖」を紹介したいと思います。
津香正宗黑砂糖
近代的なエリアに昔ながらの雰囲気のお店
「津香正宗黑砂糖」は台中の黎明路沿いにある伝統的スイーツのお店。台中駅から大きく離れたこの辺りはちょっと独特な雰囲気があります。高層マンションが多く見られ、おそらく近年になって開発されたのだろうと想像できるような街並みなのです。現在でも建設中の大きなビルが見られます。飲食店も大型店が中心で朝馬バスターミナルがあるのもこのエリアです。そんな中で昔ながらのお店の雰囲気を残す「津香正宗黑砂糖」はこの辺りではちょっと貴重。
やっぱりこういう雰囲気のお店だとほっとしますよね。
夏です。マンゴーシーズンです。
台湾のスイーツ店ではお馴染みの光景。さまざまなトッピングがズラッと並んでます。
メニューは刨冰(かき氷)、仙草ゼリー、豆花など台湾の伝統的スイーツが中心。そして「黑砂糖」という名前が目立つことからも分かるように「津香正宗黑砂糖」がこだわっている黒糖シロップを使ったスイーツが看板商品です。
店内は結構奥行があって広々としてますねー。
イスがちょっとしたソファみたいでなんかすごいですね(笑)。あんまりこういうお店では見たことないです。
お店の奥には仏壇みたいなのが(笑)。たまに見かけますよね。
黒糖シロップとマンゴーかき氷
注文したのは夏季限定のマンゴーかき氷(新鮮芒果牛奶冰)。かき氷にカットマンゴーとマンゴーアイスクリームのトッピング。そして練乳に加えて黒糖シロップがかけられてるのも分かります。
新鮮芒果牛奶冰(90元)
マンゴーはたぶんあらかじめ切っておいたものかな。でもじゅうぶん甘くて美味しいですよ。
かき氷にも黒糖シロップがたっぷりと。「津香正宗黑砂糖」はこの黒糖シロップにこだわっていて昔ながらの製法で作られた安心安全でヘルシーというのが売りなのです。
白い部分が見えないほど中まで黒糖シロップが浸透しているので味が薄くなることなく最後まで美味しくいただけました。それにしてもこのボリュームで90元とは驚き。台中も侮れませんねー。
食べたの食器などはこちらに自分で片付けます。
マンゴーかき氷の他にも通年で注文できる黑砂糖粉粿冰、黑砂糖綜合冰、5種類のトッピングが選べる黑砂糖自選冰などもおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台中市西屯區黎明路二段871號 |
営業時間 | 11:30~22:15 |
休日 | 火 |
FB | 津香正宗黑砂糖 |