台南を代表するグルメストリート「國華街」。中でも民族路から民権路にかけてのエリアは台南の人気スポットの1つでもある永樂市場があり食事にやって来る地元の住民や観光客など大勢の人で賑わっています。永樂市場周辺には牛肉湯、米糕、豆花などの小吃店がズラッと軒を連ね、どのお店で食べようかと考えてるときはワクワクしますね~。阿松割包、金得春捲、富盛號碗粿などメディア紹介の常連のお店もたくさんあって毎日通いたくなるほどです。今回はその永樂市場で営業するお店の中から夜遅くまで開いている使い勝手のよいお店「潘家牛肉湯」を紹介したいと思います。
潘家牛肉湯
永樂市場で夜遅くまで営業している牛肉湯のお店
台南のグルメストリート國華街。中でも特に賑やかなのは永樂市場周辺です。さまざまなメディアが台南を紹介するときによく取り上げる風景なので見覚えのある人も多いと思います。2017年に発売された雑誌BRUTUSの台湾特集で表紙を飾った場所でもありますね。
永樂市場には牛肉湯のお店が2軒あって1つは「永樂牛肉湯」。そしてもう1つがここ「潘家牛肉湯」です。「永樂牛肉湯」が早朝(といっても深夜2時からですが)からお昼までの営業なので朝ごはんを食べる店、というイメージなのに対して「潘家牛肉湯」は夜中の10時半まで開いているので永樂市場の深夜食堂といった印象です。 ※永樂市場の向かいにも阿村牛肉湯というお店があります。
主役の牛肉湯の他、牛腩湯(牛バラのスープ)、牛肉炒飯、牛肉燴飯(あんかけご飯)、麻油牛肉、蔥爆牛肉などなど牛肉のメニューが並んでいます。
壁のメニューを眺めていたらお店の人が日本語入りのメニューを渡してくれました。これは分かりやすい。やっぱり日本人のお客さん多いんでしょうね。
口頭で注文したら席へ。店内はわずかなスペースなのであまり席数がありませんが、このときは夜遅かったこともあってあまり混んでませんでした。
牛肉づくしの晩ごはんにしてみました
注文したのは牛肉湯、芥藍牛肉、牛肉燴飯。見事に牛肉ばっかり。まあメニューがそうなので当たり前なのですが(笑)。
牛肉湯・小(110元)、芥藍牛肉(110元)、牛肉燴飯(110元)
まずはメインの牛肉湯。熱々のスープに半生の状態の牛肉が入って出てくるのでモタモタしてると火が通り過ぎてしまいます。すぐに食べるのが良。あっさりしてるけど牛肉の旨味が出たスープは染みわたるような美味しさ。牛肉も新鮮で柔らかくてウマい。そのまま食べてもいいけどタレに付けて食べるとまた美味しいです。
テーブルにタレがあるので待ってる間に準備しておくとよいですね。
ショウガも忘れずに。
牛肉湯を食べるときは白飯とか炒飯を頼むことが多いんですがこの日はちょっと気分を変えて牛肉燴飯を注文してみました。ご覧のような牛肉入りのあんかけご飯です。
思った以上にたっぷりとあんがかかっててけっこう食べ応えあります。意外に薄味であっさりしてますが牛肉燴飯もなかなか美味しいですね~。これはちょっと他の店でも食べてみたいかも。
芥藍と牛肉を炒めた芥藍牛肉。芥藍はキャベツのような歯応えのある食感でけっこう好きなんですよね。芥藍と高麗菜(キャベツ)があるとこっちを選んでしまいますね。こちらも新鮮な牛肉が美味しい。白ご飯が欲しくなる味ですね~。
夜遅くまで空いてるので牛肉湯にご飯ものや炒め物と合わせてガッツリ晩ごはんにしてもいいし、夜食に軽く食べるのもいいですね。シンプルな料理だけに牛肉の新鮮さが命の牛肉湯。台南に来たらぜひとも食べたい料理です。
店舗情報
住所 | 台南市中西區國華街三段125號 |
営業時間 | 8:30~22:30 |
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