海安路は台南市中心部を南北に走る通り。道路の中央には歩道や駐輪スペースやがあったりとかなり幅の広い大通りです。余談ですがかつて台南市政府が海安路の地下をショッピングモールか何かにしようとして失敗したんだとか。その名残で地下には駐車場があります。通り沿いには飲食店が立ち並び熱炒(居酒屋的なお店)も多いので夜になると賑やかになるんですよ。今回はそんな海安路にあるかき氷店「尚禾黑糖粉圓冰」に行ってみたので紹介したいと思います。
尚禾黑糖粉圓冰
にぎやかな海安路のかき氷店
尚禾黑糖粉圓冰は台南の海安路沿いにあるかき氷店。1本東の國華街に出ると西門市場がありとても人通りの多いエリアです。
お店は屋外にテーブルを設置してイートインスペースにしているという形態。まずはこちらの「點餐區」で注文します。
黒板にイラスト付きで紹介されているのはおすすめメニュー。尚禾黑糖粉圓冰の一番人気はかき氷に麵茶(ゴマ、小麦粉、砂糖、ピーナッツ粉などを炒めたもの)をたっぷりトッピングした「麵茶八寶冰」。もう一つはイチゴをふんだんに使った季節限定の「草莓布丁冰」。
カウンターにオーダーシートがあるので記入します。
おすすめのどちらにするか悩みましたが結局イチゴの誘惑に負けて草莓布丁冰にしました。尚禾黑糖粉圓冰ではテーブル番号を書く必要はありません(テーブルにも番号はありません)。
その代わり注文を終えると番号札を渡されます。これを持って開いてる席で待ちましょう。
出来上がったら番号が呼ばれるのでこちらの「取餐區」から受け取ります。
イチゴ、練乳、チョコレートの組み合わせ
こちらが草莓布丁冰。草莓というのがイチゴ、布丁はプリン、ということで黒糖かき氷にイチゴとプリン、さらにタピオカのトッピングです。その周りある白いのはポン菓子のようなお菓子ですね。おまけに飛行機の形の小さなクッキーも付いてます。
草莓布丁冰(180元)
かき氷には練乳がたっぷりと、そして黒っぽく見えるソースはチョコレートですね。タピオカはやや小さめですが食感はしっかりとモチモチ。イチゴはちょっと酸味がありますが練乳とチョコレートでちょうどよい甘さ加減ですねー。計算ずくでそうしてるんだろうか?
プリンはやや堅めの昔懐かしいタイプ。かき氷そのものも黒糖の甘さがほどよく美味しいですねー。いろいろとトッピングがあって飽きずに食べれます。量もそんなに多くないので1人でもじゅうぶん食べれるサイズですよ。
食べ終わったらこちらに自分で片付けます。
他にも仙草や愛玉を使ったかき氷、それに豆花もあるのでまた再訪してみたいと思います。
(追記)夏季限定の芒果布丁冰
夏に再度「尚禾黑糖粉圓冰」を訪れて夏季限定の「芒果布丁冰」をいただきました。氷が見えなくなるほどカットマンゴーをどっさりと盛り付け、さらにプリンを丸ごと1個トッピング。別にタピオカも付いています。
芒果布丁冰(180元)
タピオカをかけてみましたよ。
マンゴーの甘さはまずまず。180元と台南ではやや高めの値段設定ですがこのボリュームなら納得です。
氷は黒糖シロップで味付けした一般的なガリガリ氷タイプ。マンゴーソースがないのでもうちょっとシロップと練乳が多めだと個人的には嬉しいかな。
店舗情報
住所 | 台南市中西區海安路二段30號 |
営業時間 | 14:00~23:00、土日12:00~23:00 |
休日 | |
FB | 尚禾黑糖粉圓冰台南海安店 |