逢甲商圏と並ぶ台中の巨大学生街の1つ「一中街商圏」。逢甲商圏は逢甲大学1校によって成り立っているのに対して、一中街商圏は周辺に雙十國中、國立臺灣體育運動大學、國立臺中科技大學といった複数の学校が集まっているのが特徴です。いずれにしても学生街には安くて美味しい小吃店がたくさんあるというのがお約束で一中街商圏にも注目すべきお店がたくさんあります。というわけで今回は一中街商圏の一角で営業する小さな屋台「福州包」を紹介したいと思います。
福州包
一中街商圏の激安人気屋台
福州包があるのは一中街商圏でも最も賑やかな一中街と育才街の交差点付近。ちなみに育才街はやたら眼鏡店が多いので眼鏡街とも呼ばれています。
育才街沿いの靴屋さんの軒先で小さな屋台を出しているのが福州包。と言っても店名がないので「福州包」という商品名で呼ばれています。台中ではよく知られた人気屋台なんですよ。
福州包というのはたぶん焼き小籠包(生煎包または水煎包)に近いんじゃないかな。はっきり言って自分には見分けがつきません。聞いたところによると福州包は發粉(ベーキングパウダー)を加えないので皮が薄くて弾力があるんだとか。
驚くのがその値段。3個で10元ですよ! 1個じゃなくて3個。1個10元でも安いと思ってしまいますよね。販売量は3個刻みで9個からは箱に入れてくれます。
というわけで9個買ってみました。鍋から福州包を取って手際よく箱に詰めていきます。
キャベツたっぷりの餡が最高にウマい!
お店にイートインスペースは無いのでホテルに持って帰って食べるか、どこか座れる場所を探して食べましょう。一中街を渡って育才街をもう少し行くと歩道にベンチが設置されています。
9個だとこんな風に箱に入れてくれます。
では開けてみましょう~。タレは最初からお店の人がかけてくれています。うーん、美味しそうですね~。
福州包・9個(30元)
むっちりとした見た目から中に餡がぎっしり詰まっているのが分かります。底の部分は焦げ目がついていい感じ。
ウマい! 挽き肉に加えてキャベツがたっぷり入った餡がとってもジューシー。ザクザクとした食感もよいです。ほどよく甘辛いタレもよくあってますねー。そしてこの皮の薄さ。確かに焼き小籠包(生煎包または水煎包)に比べるとかなり薄いですね。(こちらと比べるとよく分かると思います⇒老蔡水煎包)その分餡の美味しさがストレートに感じされます。やや小さめのサイズなので9個でもペロッと平らげてしまいました。
100円ちょっとでじゅうぶん満足できる庶民派グルメ。おやつ感覚で食べることができます。一中街に来たらぜひ食べてみてください。
店舗情報
住所 | 台中市北區育才街與育才街六巷交叉路口 |
営業時間 | お昼ごろから売り切れまで |
休日 | |
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