【王子起士馬鈴薯】とろとろチーズが食欲をそそる！士林夜市で食べたチーズポテト

2018年4月20日 2021年12月10日

台湾の夜市は当然ながら観光客だけでなく地元のお客さんもたくさんいるわけなので地元客向けのお店もいろいろとあるのです。例えば欧米系だったり東南アジア系だったり、日本や韓国の料理なんかもありますねー。そういったお店は「気になるんだけど台湾の料理じゃないし・・・」とスルーしてる人ってけっこういるのでは？確かにその通りですが夜市ではあまりジャンルにこだわらずに気になったものはガンガン食べてみるのも楽しいですよ。

※「王子起士馬鈴薯（總店）」は閉店しました。他の店舗（「二店」「三店」「西門店」）は営業を続けています。
王子起士馬鈴薯（二店）：台北市士林區基河路1號
王子起士馬鈴薯（三店）：台北市士林區大南路129號
王子起士馬鈴薯（西門店）：台北市萬華區峨嵋街49-3號

1 王子起士馬鈴薯
- 1.1 士林夜市で営業する本店へ
- 1.2 トッピングのバランスもよくボリュームもあり
2 店舗情報

王子起士馬鈴薯

士林夜市で営業する本店へ

「王子起士馬鈴薯」は台北市内に4店舗展開しているチーズポテトのお店。今回やってきたのは士林夜市で営業しているお店です。実は4店のうち3店が士林夜市にあるのですが、こちらは文林路沿いの陽明戯院という映画館の前にある「總店」つまり本店っていうことですね。

ちなみにこの辺りには巨大フライドチキンで特に有名な「豪大大雞排」やカエルのマークでお馴染みのドリンクスタンド「王記青蛙下蛋」といった屋台が集まっていて一際賑やかな雰囲気です。

日本語で「プリンスチーズジャガイモ」って書いてますが、確かに直訳するとそうなりますよね（笑）。それにしても2004年創業ということなので結構長く営業しているんですねー。チーズポテトってわりと今風の食べ物なのでもっと新しいお店かと思っていました。

待っているときにスタッフがメニューを見せてくれました。「チーズポテト」自体はポテトにチーズをかけたシンプルな食べ物ですがトッピングが豊富なので意外にメニューがたくさんあります。一番人気はトッピングを盛り合わせた「王子綜合起士」のようです。

しかしよく見るとなかなか興味深いメニューがありますね。「日式章魚起士」はタコ（章魚）がトッピングされてるようですが、タコの他にも鮪魚（シーチキン）、柴魚（かつお節）、鳳梨（パイナップル）、青花菜（ブロッコリー）が使われてるようです。日式（日本風）ってことですが、どの辺が日本風なんだろう（笑）・・・シーチキンとかかつお節がトッピングされてるからですかね？

他にも「鳳梨起士」とうのも気になります。こちらは鳳梨（パイナップル）がメインのトッピングなのですが、ジャガイモ＆チーズにパイナップルが合うのだろうか？どう考えても合わなそうな気がするのですが、面白そうなのでいつか食べてみたいですね・・・

一応オーダーシートがあるみたいですが、このときは口頭で注文を受け付けてました。まだ明るい時間帯でお客さんがそんなにいなかったからかな？注文すると店員さんが記入してこの紙を渡されましたよ。

「やっぱり一番おすすめのを・・・」ということで選んだメニューは「王子綜合起士」。茹でたジャガイモにコーン、ブロッコリー、ハムなどトッピングを次々とのせていきます。

大きな鍋に入っているのはとろとろのチーズ。これを最後にたっぷりかけて出来上がりです。ちなみに、すぐに食べない場合はチーズを別の袋に入れてテイクアウトすることができます。

このときはちょっと離れた場所でゆっくり食べたかったのでチーズはかけずに別にしてもらいました。

トッピングのバランスもよくボリュームもあり

というわけで買ってみましたよ～「王子綜合起士」です。

王子綜合起士（80元）

こんな風にチーズは別の袋に入っています。こういうテイクアウトの方法って台湾ならではですよね。例えば麺類なんかも麺とスープを別々の袋に入れてテイクアウトしたり、滷味も容器より袋に入れるケースが多いです。また飯糰（台湾式おにぎり）なんてその最たるもので、最初からビニール袋にご飯と具材を入れて握って（というより固めるといった方が合ってるかも）そのまま持ち帰りですからね（笑）。