板橋、永和、中和とともに台北市のベッドタウンとして知られる新北市三重区は台北市から橋1つ隔てた隣の街です。台北市ではないというとちょっと訪れるには遠いのでは? と思ってしまうかもしれませんがMRT中和新蘆線が通っているし、桃園MRTの空港線も三重区を通っているので台北市内からでも簡単に行くことができますよ。実はこの三重区、美味しい魯肉飯のお店が集中していることでちょっと有名なのです。中でも今大魯肉飯、蓮霧魯肉飯、店小二魯肉飯、五燈獎滷肉飯、唯豐魯肉飯の5店は三重の5大魯肉飯などと呼ばれる人気のお店なのです。今回はその5大魯肉飯の1つ「蓮霧魯肉飯」に行ってみたので紹介したいと思います。
蓮霧魯肉飯
蓮霧(レンブ)のマークが目印
蓮霧魯肉飯は新北市三重区にある魯肉飯のお店。MRT中和新蘆線の菜寮駅から歩いて15分ほどの場所にお店があります。創業が1975年ということなので40年以上の歴史がある老舗の魯肉飯店なのです。
店名に蓮霧(果物のレンブ、ワックスアップルとも呼ばれる)とあるように看板には蓮霧のマークが。なぜ蓮霧なのかわよく分かりませんが・・・
「本店採用自助式」と書いてあるように自分で食べたいものをカウンターから取って行って清算するスタイルなのですが、オーダーシートに記入してもOK。空いてるときは席でじっくり考えて選ぶといいですね。
それほど広くはありませんがテーブル席がいくつか用意されています。
蓮霧魯肉飯の魯肉飯は大、中、小の3サイズが選べます。小の20元という安さはおどろきですね〜。
人気のあるメニューは写真が貼ってあるので参考にするといいですよ。
オーダーシートを記入したらカウンターに持って行って料理を受け取ります。
付け合わせの酸菜がいいアクセント
中サイズの魯肉飯とスープ、小菜2種を選んでみました。スープは豬血湯を注文しようとしたのですがこの日は無かったので金針赤肉湯にしました。
魯肉飯・中(25元)、金針赤肉湯(40元)、涼伴韭菜(30元)、鹹蜆(30元)
中サイズのボリュームはこのくらい。やっぱり他の店の小サイズよりはやや多いですね、かといって大ほどではない、ちょうど良いくらいのサイズではないでしょうか。
蓮霧魯肉飯の魯肉飯は酸菜の付け合わせが特徴。ザクザクとした食感とほどよい酸味が魯肉飯にマッチしてます。魯肉飯もしっかり味付けされた粗目のお肉がいい感じに仕上がっていて美味しい。
さっぱりした味の涼伴韭菜。シャキシャキと歯応えがよく鰹節の風味もよいです。
シジミを醤油漬けにした鹹蜆。これが美味しいんですよね〜。最近あまり見る機会がなく久しぶりにメニューに見つけたのでついつい注文してしまいました。白ご飯にもよく合うおすすめの小菜ですよ。
金針赤肉湯は金針花(ワスレグサ)入りの肉団子スープ。黄色い細長いのが金針花ですね。魯肉飯のお店に行くとよくメニューにあるスープです。プリっとした肉団子の食感がよいあっさり味のスープで美味しいですよ。
さすがに三重の五大魯肉飯の一角。他の4店に劣らず美味しい魯肉飯でした、おすすめです!
店舗情報
住所 | 新北市三重區重陽路2段24巷13號 |
営業時間 | 7:00〜20:00 |
休日 | 日 |
FB | 蓮霧滷肉飯 |