台湾の街って夜遅くまで飲食店など開いていて賑やか、というイメージを持っている人は多いのでは? 確かにそれは当たってるという一方、そうでもない一面もあるのです。夜市などでは夜遅くまで開いているお店はありますがそれは屋台のような形態の場合が多くて、建物に入っているお店は夜9時くらいを過ぎると閉店するケースがわりと多いのです。夜中にしっかり晩ご飯が食べたいと思っても意外に空いてる店がない、ということもよくあるのです。でも中には深夜でも営業しているお店というのもあるので今回はそんなお店の中から台中の松香爌肉飯を紹介します。
松香爌肉飯
夜9時から翌朝6時まで営業
美村路と公益路の交差点付近で深夜でも煌々と明かりが灯りお客さんで賑わっている一角があります。松香爌肉飯は夜9時にオープンし翌朝6時ごろまで営業している、正に台中の深夜食堂ですね。
お店は屋台の状態なので路上で調理。席もビルのピロティ部分に設置されてます。深夜は建物内のお店は閉店してるので、その店頭部分にズラーっと席を並べています。
建物の周りをぐるーっと取り囲むように席が並べてあります。深夜にも関わらずほぼ満席状態状態です。
隣はどうもラーメンのお店のようなのですが席の境目がよくわかりません。どうなってんだこれ?
三種の肉が選べる爌肉飯
とりあえず空いてる席を見つけて座りました。席にはオーダーシートがあるので記入して店員さんに渡します。
おすすめはもちろん爌肉飯。しかしよく見るとメニューの爌肉飯の左側に小さな文字が書かれています。これ、爌肉飯に使われるお肉の種類で好きなものを選ぶことができるのです。
お肉は全瘦、三層、腿庫の3種類があり全瘦は赤身の肉、三層は豚バラ肉、腿庫は腿と蹄の間の部分です。今回は三層肉を選んでみましたよ。
スープと小皿料理も合わせて注文しました~。美味しそう!
三層肉の爌肉飯、小サイズです。うーん、思いのほか脂身が多かったですが味の方は美味しかったですよ。今度は全瘦にしてみようかな。
爌肉飯・三層・小(40元)
名前が変わってるので注文してみた爆皮湯。スープに入っているのは油揚げのような見た目ですがふやけた皮のようなブヨブヨした感じ。ちょっと微妙(笑)。そういや以前行った夜間部爌肉飯で食べた乾卜皮と似てるな〜、あれと同じやつかな。
爆皮湯(20元)
滷味の定番、豬耳朵。コリコリした食感で美味しいですね。
豬耳朵・小(35元)
深夜でも美味しい松香爌肉飯が食べられるので夜中にお腹が減ったときなどは便利ですね。ローカルな雰囲気も味わうにももってこいのお店だと思いますよ。
店舗情報
住所 | 台中市西區美村路一段167號 |
営業時間 | 9:00〜5:50 |
休日 | 月 |
HP |