MRT南京三民駅の近くにある早餐店の南京豆漿店を紹介。北を南京東路、南を市民大道という大きな通りに挟まれ台北市の中心部を東西に走る八徳路。お店があるのは南京三民駅周辺の松山區。この辺りは古いながらも比較的大きなビルが立ち並んでいますが、その中で一際年季の入った2階建ての古くて小さな建物で営業をしています。それでもお客さんが引っ切り無しにやってくるのは長年地元の人々に親しまれている証拠ですね。
南京豆漿店
創業25年以上の豆漿店
南京豆漿店はMRT南京三民駅から歩いて7、8分の八徳路沿いにある早餐店です。京華城という球体の建物が特徴的なショッピングモールがすぐ近くにあり、また以前紹介した三層というスイーツのお店のちょうど真向いあたりの位置です。
かなり年季の入った古い建物ですね~。色あせて「南京豆漿」何とか読める看板がいい味を出しています。創業25年以上のお店ということなので、それだけ長い間住民に支持されているということですね。期待できそうです。
店頭で調理する台湾ならではのスタイル。テイクアウトが多い台湾ではこの形態の方が便利なんですよね。
蔥燒餅が人気のお店
南京豆漿店は実は南京豆漿蔥燒餅專門店という名前でも知られていて、その名の通り蔥燒餅が人気のお店。現地ブログを見ても大抵の人が蔥燒餅を購入しています。
オーダーシートは無さそうだったので店頭で注文して席に着きます。メニューを見ると値段が16元とか22元とか、何か中途半端ですね・・・(笑)。
店内はそれほど広くなくテーブルが6つほど設置されています。それでもほとんどのお客さんがテイクアウトしていくので問題ないのでしょうね。それにしてもやけに映画のポスターがおおいですね(笑)。
蔥燒餅が人気と紹介しておきながら実は一番気になっていたのがこれ、饅頭夾蛋。メニューには無いのですが紙に書いて見せると作ってくれました。饅頭に2箇所切り込みを入れてネギ入りの玉子焼きを挟んだもの。
一見すると重そうですが饅頭がフカフカで結構軽く食べれてしまいます。ふんわりとしたネギ入りの玉子焼きもいい感じで朝ごはんにピッタリ。
値段が22元というのはたぶん饅頭の11元、葱蛋の11元の合計じゃないかな。
饅頭夾蛋(22元)
豆漿(豆乳)は冷たいのを注文。ほのかに甘くて美味しいです。
豆漿(13元)
こちらが看板商品の蔥燒餅。袋にもちゃんと南京豆漿蔥燒餅專門店と書いてありますね。
蔥燒餅(16元)
ここの蔥燒餅はちょっと独特。一般の蔥燒餅はもうちょっと外側がカリッとしていてモッチリした食感ですが、南京豆漿店の蔥燒餅はフォカッチャのようにふっくらした印象。中にはきざんだ葱がたっぷり入っていて香りがよく美味しいですよ。
お店で食べている間もお客さんが次々と車やバイクで乗り付けて朝食用にテイクアウトしていく様子が伺えました。周辺の住民やこの辺りで働く人達に親しまれているお店だということが分かりますね。
南京豆漿店は朝6時からオープンして昼前には終了なのでできれば早めの時間に行くとよいと思います。朝ごはんにおすすめお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市松山區八德路四段193號 |
営業時間 | 6:00〜11:00 |
休日 | |
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