古い建物が立ち並ぶ路地裏に現れる鮮やかな色に塗装された一角。ここも今流行りの古民家カフェかな? と思いきや、コーヒーは無く、あるのはハーブティー。しかも漢方の知識を応用して様々なテーマの下ブレンドされた本格的な漢方茶です。これは面白い、漢方を現代風にアレンジしたカフェスタイルのお店というわけですね。
目次
手艸生活 Hand Haabu Living
路地裏のグリーンの外観が目印
お店は鴨母寮市場の北側にある小さな路地が複雑に入り組んだ一角にあり、忠義路から入ってすぐの場所にあります。
カフェのような店内
左がオーナーのヒューゴ。若いですが漢方のスペシャリストです。
店内は本当にカフェのような佇まいで、漢方という固いイメージとは程遠い感じです。あまり漢方に馴染みのない若者でも気軽に漢方茶を楽しむことができる雰囲気ですね。
いつの間にか日本語メニューが
実はここに来るのはもう4回目ですっかり顔馴染みなのです。注文しようとメニューをもらおうとすると「はい、日本語」と日本語のメニューを。「お、すごいね。自分で作ったの?」とちょっとからかってみました(笑)。
日本のメディアにも取り上げられているようで、結構日本人のお客さんが来るみたいです。最初に来てからまだ1年ちょっとですが、えらく知名度が上がったものです。
前から気になっていた古月奶茶と椪烘蛋を注文します。
グッとハートを掴むを素晴らしい創意工夫メニュー
セイロンティーをベースにオリジナルのスパイスを加えた古月ミルクティー。確かに普通のミルクティーとは違うスパイスの効いた味です。スパイスを使ったミルクティーといえばチャイですが、それとも異なった味でちょっと不思議な感じ。初めての味ですが美味しいですよ。
古月奶茶(古月ミルクティー:アイス)(130元)
椪烘蛋(たまご入り椪餅)(120元)
台南の伝統菓子「椪餅」に卵を入れてバジルソース、ごま油、酒釀(もち米に麹を加えて作った発酵調味料)と一緒に半熟状態に焼いたもの。凝ってますね。ごま油の香りがよくてなかなか美味しいですね。最後は椪餅の黒糖の甘さが加わってまた違った味に。
初めて来た時から思っていたのですが、私たちが漢方に持っている古定観念にとらわれないグッと心を掴む斬新なメニューやネーミングは素晴らしいと思います。
以前来た時の様子も・・・
去年の夏ごろ来た時の様子です。スタッフのダイちゃん。
すっきりした爽やかな風味のハーブティー。暑い日にピッタリのメニューです。
夏日青荷・アイス(110元)
各メニューには美容や代謝、睡眠不足といった効用が書いてあるので、そういった観点から選ぶのもいいですね。漢方をカジュアルな雰囲気で楽しめるお薦めのお店です。
店舗情報
住所 | 台南市北區裕民街72巷12號 |
営業時間 | 13:00〜21:00 |
休日 | 月末の4日間 |
FB | 手艸生活 Hand Haabu Living |