台湾で小籠包といえばやっぱり「鼎泰豐」の名前が先ず出てきますよね。その他にも「京鼎楼」「明月湯包」「杭州小籠湯包」などは日本人にもよく知られて人気店となっています。でも地元の友人は口を揃えて「なんでわざわざそんなとこに行くの? もっと安くて美味しいところに連れてってやるよ。」と(笑)。ここ「正好鮮肉小籠湯包」もそんな地元の人がおすすめするお店の1つです。
正好鮮肉小籠湯包
場所は臨江街夜市近く
場所は臨江街観光夜市付近の路地裏。屋台が軒を連ねるメイン通りの通化街から「通化街57巷」という脇道に入ります。そこからすぐ、30mほど歩いた場所にお店があります。
※画像は维基百科より引用
到着しました。店頭で小籠包を蒸し上げる蒸気がもうもうを上がっています。早く食べたいと気がはやります(笑)。正好鮮肉小籠湯包は本店は宜蘭にあり、ここ台北のお店は支店にあたるそうです。鼎泰豐や京鼎楼のような大きな店舗とは違い、小さなイートインスペースといい店頭で調理する姿といい、本当に街中で良く見かける小吃店といった感じです。
店内はテーブル3卓とカウンター数席の小スペースでいかにも地元の人が通うお店といったローカル感が溢れてます。
メニューは小籠包と酸辣湯の2つのみ
メニューは湯包一籠(小籠湯包1セイロ)と酸辣湯の2種のみ。台湾では比較的メニューのバリエーションを豊富にするお店が多いように感じますが、このシンプルさはには何かこだわりを感じますね。メニューを絞るとことでむしろ良店と評価する傾向のある日本人に対しては好印象なのではないでしょうか。
まず酸辣湯(35元)が運ばれてきました。胡椒がたっぷり。よく混ぜていただきます。具だくさんでほどほどの酸味、そして胡椒がきいてて美味しい。ボリュームも1人だとちょっと多いくらいです。
酸辣湯(35元)
そして蒸したての小籠湯包(90元)も来ました。8個で90元! 鼎泰豐が10個で200元ほどなのでほぼ半額です。しかも1個の大きさはやや大ぶり。
小籠湯包(90元)
薄皮で中にはスープがたっぷり。味がしっかりして美味しい、しかもあっさりしてるのでいくらでも食べれそうです。あっという間に完食してしまいました。もう1皿くらい余裕で食べれたと思います。
何もなしでも充分美味しいので是非そのまま食べてもらいたいです。もし物足りないと感じた人はお好みでどうぞ。因みに「烏醋」とはウスターソースのことです。
店舗情報
住所 | 台北市大安區通化街57巷6號 |
営業時間 | 17:00~0:00 |
休日 | 火 |