もういくつ寝るとお正月・・・ ではなく春節! 2017年の台湾の春節は?

日本はすっかりお正月モードも終わり日常の生活が始まっていますが、台湾は現在日本で言う年末モード。春節を迎える雰囲気で盛り上がっています。台湾では日本のように年末から正月にかけてのお祝いの雰囲気というのはあまりありません。台北101のカウントダウンなどのイベントはありますが、元旦だけお休みで2日からは日常に戻るというのが一般的です。そのかわり除夕(大晦日にあたる)から春節(旧正月)のあたりが連休となりお祝いムードに包まれます。

2017年の春節は6連休

2017年の春節は
 1月27日(金)・・・除夕
 1月28日(土)・・・旧暦:一月一日(旧正月・春節)
 1月29日(日)・・・旧暦:一月二日
 1月30日(月)・・・旧暦:一月三日
 1月31日(火)・・・振替休日
 2月1日(水)・・・振替休日
と6連休。2月2日と2月3日を休めば10連休になりますね。

春節って何をするの?

春節の前、つまり旧暦の年末の時期になると尾牙という言葉をよく目にするようになります。尾牙とは日本で言う忘年会のようなものです。主に企業などが行うものを指し、みんなで一緒に食事をしながらイベントを行ったり、ビンゴゲームで従業員に賞品を振る舞ったりと盛り上がります。

この時期になるとよく見かけるものをもう一つ。紅包袋と呼ばれる赤い封筒のようなもので、これはいわゆるお年玉袋のこと。いろんなデザインの紅包袋があってお土産に買って帰りたくなりますね。実際観光客にも人気があるようです。

また春節は長い連休となることから帰省したり旅行に出かけたりします。この時期になると日本にも台湾や中国から観光客が大勢やって来ますよね。

注意すること

この時期に台湾への旅行を計画している人はいくつか注意が必要です。

日本の年末年始と同様に交通機関が混み合うことが予想されます。ホテルや飛行機のチケットも取りづらくなるので充分な準備が必要です。
また、台湾の新幹線(高速鉄道)はこの期間に増発を予定。1月14日の0時から発売を開始するとのことです。
参考:2017春節疏運 旅客訂位踴躍 再加開8班列車 1/14(六)凌晨開放購票

春節はどこもお休みモードなので、商店やレストランなどはどこも閉まっている可能性が高いです。それを考慮したうえで楽しめるように計画を立てるのがよいですね。

個人的にはこの時期は旅行対象から外した方がいいのではないかと思いますが、普段とは違ったこの時期ならではの雰囲気や体験も味わえると思うので、行ってみようと思う人は上記の点など注意して楽しんでもらいたいと思います。

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