【cama 現烘咖啡專門店】独自路線を行く台湾のカフェチェーン

台湾のカフェチェーンといえば「Louisa Coffee 路易莎咖啡」「Mr. Brown Café 伯朗咖啡館」「丹堤咖啡」「85℃」といったところが有名ですが「cama 現烘咖啡專門店(cama café)」も台湾国内に160店以上(2022.12.26現在)を展開する人気カフェチェーンの1つ。しかも他とはちょっと違う独自路線の経営を行っている興味深いお店なんですよ。

cama 現烘咖啡專門店(cama café)

テイクアウト中心の小規模店

こちらは台北駅近くにある「cama 現烘咖啡專門店(cama café) 延平開封店」。

お店の前でちょこんと座ってコーヒーを飲んでいるのは「Beano」というお店のマスコットです。ちなみに男の子で身長は130cmらしいです。

ここ5年ほどの間で台湾に行ったことがあれば「見たことある!」という人がいるのでは? ただ、なんとなく知ってるけどお店に入ったことはないというのがほとんどかもしれませんね。

cama 現烘咖啡專門店(cama café)」が他のカフェチェーンと違うのは基本的にテイクアウト専門でどの店舗も非常に小さなスペースで営業しているという点(近年「亮點門市」というやや広めのスペースの店舗もあり)。

また、店内にコーヒーの焙煎機があるのが分かりますね。なんと「cama 現烘咖啡專門店(cama café)」では各店舗でコーヒー豆の焙煎を行っているんですよ。

cama 現烘咖啡專門店(cama café)」は2004年に第1号店を台北にオープンしたのですが、そのときは100席以上の大型店舗だったそうです。しかし経営は上手くいかず結果大きな赤字となってしまったため方針を転換して2006年に改めて10坪以下の小型の店舗をオープン。これが現在の「cama 現烘咖啡專門店(cama café)」の原型となったんだとか。

小規模でも豊富なメニュー

小規模店なのでドリンクのみですがハンドドリップのコーヒーからエスプレッソベース、またミルクティーなどメニューはかなり豊富です。このときは「cama 經典拿鐵(カフェラテ)」をいただきました。

cama 經典拿鐵・M(75元)

わずかですが店内や店頭に席があるのでイートインも可能。また「亮點門市」と呼ばれるやや広いスペースの店舗ではサンドイッチやケーキなどフードメニューも用意されています。

チェーン店ながら各店舗でコーヒー豆の焙煎を行うなどコーヒー豆の鮮度にこだわりを持っている「cama 現烘咖啡專門店(cama café)」。街を歩いていると目にする機会があると思うので見つけたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

また2019年、2022年に相次いでオープンした旗艦門市(フラッグシップショップ)の「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留森林」「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」もおすすめです。

店舗情報

住所  (延平開封店)中正區延平南路15號
営業時間 7:30~18:00、土日8:30~18:00
休日  
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