意外に思われるかもしれませんが、台湾ではサンドイッチは日本以上にポピュラーな食べ物なのです。コンビニエンスストアで売られているだけでなく、早餐店と呼ばれる台湾ではどこでもよく見かける朝ごはん屋さんにはサンドイッチやハンバーガーを売っているお店がたくさんあります。外食が当たり前の台湾では、そういったお店で売られるものは安くて簡単なものが多いのですが今回紹介する桔梗三明治はちょっと上質なサンドイッチを提供するカフェ。ちょっとしたレストランのような雰囲気の中で美味しいサンドイッチがいただけます。
桔梗三明治
レストランのような上品なカフェ
お店は大安森林公園近くという大安のど真ん中。信義路の北側に國立臺灣師範大學附屬高級中學という学校があるのですが、そのちょうど正面辺りにある信義路三段152巷という小さな路地を入ってすぐの場所にあります。
余談ですがこの学校、2002年に制作された藍色夏恋(原題:藍色大門)という映画のロケ地の1つなのです。高校生男女の純情で淡く切ない恋愛を描いた青春映画です。当時の台湾の街の風景も見えて面白いと思うので興味のある人は観てみてください。
桔梗三明治という名前の通り(三明治はサンドイッチのことです)サンドイッチがメインのカフェです。店内はちょっとしたカジュアルなフレンチやイタリアンのレストランのような雰囲気ですね。
ポークとキャラメルアップルのサンドイッチ
サンドイッチを扱った早餐店(朝ごはん屋さん)はよくありますが基本的には肉や卵を焼いて挟んだ簡単なものが多いです。
桔梗三明治のサンドイッチはエビとアボカド、牛肉とクリームチーズ、フィッシュフライとピクルスなどひと手間加えたものばかり。値段もなかなか強気ですがこの内容ならそうなるでしょうね。
どれも美味しそうで悩みましたが小里肌豬焦糖蘋果三明治(ポークとキャラメルアップルのサンドイッチ)にしました。
プラス180元でサラダ、スープ、150元のドリンク付きのセットにすることもできます。
こちらはドリンクメニュー。
「アペタイザーです」と言ってまずマッシュルームとスイートポテトのチップスが。まさか前菜が出てくるとは思わなかったのでビックリ(笑)。
小里肌豬焦糖蘋果三明治 Pork With Caramel Apple Sandwich(ポークとキャラメルアップルのサンドイッチ)(280元)、卡布奇諾 Cappuccino(カプチーノ)(160元)
おしゃれなサンドイッチです(笑)。2段になっていて上の段には目玉焼き、下の段にはポークとスライスしたリンゴが挟まれています。
これがちょっと食べるのが難しいんですよね。手づかみで食べると口に入らなさそうだし、手がベトベトになりそうな予感がしたのでナイフとフォークで食べることにしました。2段になっているのでそれでもちょっと苦労しました。
しかし味は納得。丁寧に調理されてるだけあって早餐店のサンドイッチと比べればそれはもう別格の美味しさです(早餐店のサンドイッチも安くて旨くて好きなのですよ)。さすがに値段だけのことはあります。
付け合わせのスイカのムース。
ちょっと値段は張りますがたまにはこういったおしゃれなカフェで優雅にクオリティの高いサンドイッチを食べるのもいいですね。場所も閑静な落ち着いた雰囲気のエリアなのでのんびりできますよ。
店舗情報
住所 | 台北市大安區信義路三段150之2號一樓 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休日 | |
FB | 桔梗JIEGENGE |