【叁拾叁精品咖啡 安東概念店】台北の超見つけにくい場所にあるコーヒースタンド

台湾でいろいろなカフェを見てきましたが、面白いと思う事の1つに出店場所というのがあります。場所にしても建物にしてもそうなのですが「よくここで店を出そうと思ったよな・・・」と感心するようなカフェがたくさんあるのです。外からは全く見えない市場の2階であったり、住宅街の一角でどう見てもお店に見えなかったり、ビルの物置のようなスペースをコーヒースタンドに改装したり・・・ ホント、思い切りがよいというかムチャというか(笑)。何か楽しんでいるようにも見えます。今回紹介するのはそんなお店の中でも究極と言えるんじゃないかと思えるコーヒースタンドです。

※「叁拾叁精品咖啡 安東概念店」は閉店しました。

叁拾叁精品咖啡 安東概念店

「これ絶対気付かないし」な場所

復光南路の西側に八徳路から市民大道を通って忠孝東路まで続く安東街という小さな通りがあります。

八徳路から安東街に入ってすぐの辺りにちょっとした広場のような場所があります。下の写真の左手の辺り。

ここだけ何故か建物がなく広場になってます。公園というわけでもなさそうなのですが・・・

この広場の奥に小さく「COFFEE」と書かれた看板が見えるでしょうか。

そうこれです。近づくと「COFFEE COMPANY」と書かれています。頭部分に33という文字があり、つまり店名の叁拾叁精品咖啡ということですね。叁拾叁は数字の33のことです。

いや、これ気づかないでしょ。わざと分かり難くしてるようにしか見えないのですが(笑)。

店の前まできました。なんだかすごい場所です。奥に見える建物など失礼ながら人が住んでるのかな、と思ってしまします。

店外にも席がありコーヒースタンドのスタイルをとっています。

ここは2店目、本店は自家焙煎コーヒー店

店内は3席の極狭の空間。3席といっても3人入ればもういっぱいです。

先ず冷たいドリップコーヒーをサービスしてくれました。冬とはいっても暖かい日も多く、この日も暑いくらいだったのでありがたいですね。

名刺をもらいました。実はここは2店目で、本店は新北市の林口区という台北からはちょっと離れた場所にあります。本店は自家焙煎を行っているロースターカフェ。もちろんここでは本店で焙煎されたオリジナルの豆を使用しいます。
参考:叁拾叁精品咖啡

本店で焙煎されたオリジナルの焙煎豆。

場所はとんでもないですがコーヒーは大マジメです。気合いが入ってます。

メニューは浅煎り、中煎り、深煎りとまんべんなくそれぞれ数種用意されています。

好みの焙煎度合いを聞かれたので、浅煎りがよいと伝えるとこの豆をおすすめしてくれました。

この店を任されているリサさん。カタコトですがちょっと日本語を話してました。

フルーツのような爽やかな酸味が心地よい美味しいコーヒーをいただきました。

巴拿馬 花蝴蝶(70%藝妓)(Panama Boquete Butterfly 70%geisha)(180元)

そもそもなんでこんな場所にお店を出したの? と聞くと・・・「家賃が安いから」と。
それは確かにそうだろうけど・・・(笑)お客さんくるのかな?
今度台北に来たら元気にやってるかまた確認したいと思います。

これはジョーク(笑)。

いや、なかなか面白い店があるものです。でもコーヒーはマジメ(当人は場所も多分マジメなのでしょう(笑))に美味しいですよ。

店舗情報

住所 台北市中山區安東街1-2號
営業時間 月~金7:30〜20:00、土10:00〜19:00
休日
HP 叁拾叁精品咖啡 安東概念店
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