別名「オタクビル」とも呼ばれる台北の西門町にある商業ビル「萬年商業大樓」。建物自体は1936年からあって(当時の名前は「國際館」)、1973年に「萬年商業大樓」として正式に営業を始めました。西寧南路と峨嵋街との角地に建つその姿は巨大でレトロな雰囲気が漂うワクワクするような外観です。ビル内には映画館、ホテルの他多数の商店が営業していて、地下には飲食店街もあります。今回はその飲食店の中の1つ「金園排骨」に行ってみましたので紹介したいと思います。
金園排骨
巨大なレトロビルで営業する排骨飯のお店
こちらが西門町の「萬年商業大樓」。レトロな雰囲気満載でなかなかの存在感ですねー。
ビルの中には映画館、ホテル、それに書店、雑貨店、おもちゃ屋さんなど多くの小店が入っています。そして地下1階が飲食店街となっています。
というわけで地下へ。なんだか百貨店のデパ地下へ行くような雰囲気ですねー。
こちらが地下1階。フードコートというより市場にある飲食店のような印象です。ちょっと香港っぽい混沌とした感じもあって面白い。
そしてここが今回の目的のお店「金園排骨」。
分店と書いてますが本店は桃園にあるそうです。1973年創業という40年以上の歴史がある老舗なんですよ。
ちょうどお昼時だったので満席。ということで順番待ちです。
キッチンでは次々と揚げられる排骨が手際よくカットされてお客さんの元へ運ばれていきます。
席が空いたら店員さんに指示された席へ。
オーダーシートを渡されるので記入したら店員さんに渡しましょう。
ジューシーな排骨とサクサクの炸豆腐
注文したのはもちろん「排骨飯」。それと「金園排骨」のおすすめの小菜「炸豆腐」もいただきました。
排骨飯(120元)、炸豆腐(60元)
「金園排骨」の「排骨飯」はお肉とご飯が別々の器で提供されるタイプ。
カリっとキツネ色に上がった排骨は外側はサクサクで中はジューシー。独特のスパイスが効いて最高に美味しい!
ご飯には魯肉、豆干、青菜、酸菜がトッピングされています。内容はたぶんその日によって変わるのだと思います。
「排骨飯」にはスープが付いてますよ。
こちらが小菜の「炸豆腐」。おすすめだけあって注文しているお客さんがけっこういます。見た目は臭豆腐みたいですが、さてどんな味なんだろう。
食べるとサクッとしたいい歯ざわり。なかはフワッとして食感は臭豆腐に似てますねー。でも匂いは違いますね。タレも臭豆腐によくかかっているものとは違ってお店の自家製の微辣醬のようです。ややピリ辛でこれがなかなか美味しい。1皿に8個なので2人で1皿でもちょうどいいくらいですね。
ボリュームもあってとっても美味しい排骨飯でした。西門町に来たらビルの中の散策も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區西寧南路70號B1 |
営業時間 | 11:00〜21:00 |
休日 | |
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