草悟道の近くにある安くて美味しい庶民的な小籠包のお店を紹介します。台湾グルメといえば小籠包ですがテレビやガイドブックでは名の知れた超有名店ばかりがどうしても紹介されます。もちろん味は保証付だしそれはそれで楽しいのですが、日本ではあまり知られていない地元の人達が通うような庶民的なお店で食べるのも旅の醍醐味の1つですよね。
葉小籠包
模範街の老舗小籠包店
お店の場所は草悟道(台中市中心部の大規模な遊歩道)の東側。模範街と公正路(模範街と交差する場所では模範街23巷と名前が変わります)の交差点付近にあり、小籠包のイラストが描かれたかわいい看板が掲げられています。店舗が白とブルーに塗装され、そのうえ所々にペイントが施されているので周辺のお店よりちょっと浮いた感じがします(笑)。
看板に「水湳50年老口味」とありますが、元々水湳市場で営業していたようです。創業50年以上の歴史があるという老舗の小籠包のお店なのです。
店頭や店内入ってすぐの場所にセイロが山積みにされていていかにも小籠包専門店といった雰囲気ですね。店内はわりと広々として席数も多いです。
葉小籠包では套餐という日本で言えば定食のようなセットメニューがあります。小籠包+酸辣湯+紅茶のセットで100元、単品だと110元なので10元お得ですね。
昔ながらのフカフカ小籠包
注文してからそれ程待つことなく小籠包のセットが運ばれてきました。見た目からして日本で人気のある薄皮の小籠包といった印象ではないですね。
套餐(小籠包+酸辣湯+紅茶)(100元)
お皿や箸はここから取りましょう。調味料や刻み生姜もあるのでここで用意します。
準備完了です。個人的な意見ですが、最初は何もつけずに食べてみてください。それでもどうしても物足りなかったら調味料を使ってみてください。
やや皮が厚めでフカフカしたタイプの小籠包で小ぶりの包子のような印象ですね。昔ながらの小籠包はこのように皮が厚めで、中はスープがたっぷりというわけではないようです。こちらの小籠包は昔懐かしいタイプのようですね。日本では薄皮で、食べるとスープが溢れてくるという小籠包が人気ですよね。その先入観があると「おや?」と思うかもしれませんが、食べるともっちりとした皮に存在感のある餡でこれはこれで美味しいですよ。朝ごはんで利用する豆漿店などで売られている小籠包は、こういったタイプが多いような気がします。
小籠包はどうしても大人数で食べるといったイメージがありますが、葉小籠包ではセットメニューがあるので1人でも気兼ねなく美味しい小籠包を楽しむことができますよ。100元とリーズナブルなところもいいですね。
店舗情報
住所 | 台中市西區模範街30號 |
営業時間 | 9:30〜20:30 |
休日 | |
FB | 葉小籠包 |