「違う時間に違う場所で目を覚ましたら僕は違う人間になれるだろうか?」と映画ファイトクラブの台詞を持ち出したのは他でもなく、このカフェの名前の由来がファイトクラブに出てくるストリート名前であるから。ここで目を覚ますとニューヨークのカフェにでも居るのではないかと錯覚してしまいそう。この一角だけ別空間であるかような雰囲気を纏った、そんなカフェです。
PAPER ST. COFFEE COMPANY
場所は華山文創園区の近く
金山北路と八徳路の交差点。窓からは華山文創園区の建物が見えるビルの1階にPAPER ST. COFFEE COMPANYは店舗を構えています。
台北に詳しい人は知っていると思いますが八徳路という通りは台北市を東西にやや斜め気味に走っています。その為、南北に走る通りと交差する場所ではどうしても三角形ができるケースがあります。このビルもその影響を受け、四角ではなく台形のような形になり、PAPER ST. COFFEE COMPANYが入る場所は三角形気味のスペースになっています。
Take-Outと書いてますが、テイクアウトって日本語英語ですよね? なんでこの言葉を使ってるんだろう?
台北の他のカフェとはちょっと趣の違う、何と言うかシャープで硬派なイメージです。
窓から見えるのは金山北路と八徳路の交差点。その向こうは華山文創園区。
ブラック、ホワイト、フィルター
メニューは大きくBLACK COFFEE、WHITE COFFEE、FILTER COFFEEと3つにカテゴライズされています。BLACK COFFEEとWHITE COFFEEはエスプレッソベース、FILTER COFFEEはシングルオリジンですね。メニュー数はそれほど多くなくシンプルです。
シングルオリジンは2種から選べます。定期的に変わるようです。
手沖咖啡(ハンドドリップ)巴拿馬 蕾里達莊園(パナマ フィンカ レリダ)(130元)
テイクアウトしていくお客さんが結構いましたね。店内のお客さんは本を読んだり、パソコンで作業したりと色々です。
台湾のカフェは英語名であっても漢字を併記するケースがよくありますが、PAPER ST. COFFEE COMPANYも紙街咖啡という漢字名を持っています。意味の分かる日本人のみが持つ感覚だと思いますが、紙街咖啡ってなんかちょっとカッコイイですよね。
海外にいるかのような雰囲気の中で、窓から見える交差点を行き交う人通りを眺めながらのんびりとコーヒーを楽しむというのはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 台北市中正區八德路一段28號1樓 |
営業時間 | 9:00〜20:00 |
休日 | |
HP | PAPER ST. COFFEE COMPANY |