最近、日本でどうも麺線が注目されてますよね。台湾の本格的な麺線を食べることができるお店もいくつかあるみたいです。またインスタントの麺線がちょっと話題になってたりします。台湾グルメでは小籠包や牛肉麺などに注目が集まりがちの中、意外な料理にスポットが当たってちょっと興味深いですね。さて、台湾では一般的な麺線もやはりお店によって違いがあるようで、それが人気の度合につながっているようです。今回紹介するのは台中のSOGO近くの路地裏で営業する「廣三SOGO 麻辣大腸麵線」。小さいながらも人気を保ち続けている老舗の麺線専門店です。
※「麻辣大腸麵線」は下記に移転しました。
新住所:台中市西區美村路一段21巷16號
廣三SOGO 麻辣大腸麵線
SOGO近くの路地裏の老舗
このお店、本当の店名はたぶん麻辣大腸麵線なんだと思います。しかし地元ではSOGOのすぐ近くにあることから廣三SOGO 麻辣大腸麵線と呼ばれています。台中のSOGOができたのが1995年なのでそれ以前から営業してるということですね。そう思うとなかなか感慨深いものがあります。
一応店舗はありますが半分屋台のような感じの台湾ではよく見かける小規模店です。メニューは大腸麵線、香雞排、花枝丸の3つのみでとてもシンプル。香雞排はフライドチキン、花枝丸はイカのすり身のフライのことです。
小さなお店なのでご覧のように席数は少ないです。しかし結構な人気店なので行列になることもしばしば。このときは運よくすぐに席を確保することができました。
ここで最初に注文してお勘定も済ませます。
味わい深い麺線とサクサクジューシーな鶏排
注文を済ませて席でしばらく待つこと約5分、大腸麵線と香雞排の到着です。うーん、美味しそう。
大腸麵線(40元)、香雞排(50元)
大腸麵線にはあらかじめ烏醋(ウスターソース)と蒜泥(すりおろしたニンニク)が少量トッピングしてあります。
大腸麵線はやっぱりスープが命。味わい深い濃厚なとろみのあるスープで美味しいですね〜。長年人気が衰えない理由が分かった気がします。この深みのあるスープは日本人なら誰でも好きな味だと思いますよ。
テーブルに辣菜脯(辛いたくあん)があったので試しに麺線に入れてみました。見るからに辛そうなのでちょっとだけ・・・
辛い! ちょっとだけしか入れなかったのですがムチャクチャ辛い! やめとけばよかった・・・ まあ店名も麻辣大腸麵線ですからね〜。辛いのが好きな人は入れてみるといいんじゃないでしょうか。
こちらは香雞排。あらかじめカットしてくれてます。一般的な雞排の専門店に比べるとややボリュームは控えめですが、1人ならこのくらいでちょうど良いのではないでしょうか。
これがサクサク、そしてすごくジューシーでウマい。スパイスもいい感じでやめられない美味しさなんですよ。これは是非もう一度食べたいですね。
麺線も雞排もそれほどボリュームは多くないので、ちょっと小腹がすいたときにおやつ感覚で食べるのにちょうど良いですね。場所もSOGO近くとあって周辺にはお店もたくさんあるので訪れる機会の多い場所だと思います。
店舗情報
住所 | 台中市西區美村路一段23巷2號 |
営業時間 | 15:00〜22:00 |
休日 | |
HP |