台湾へ行くと路上で小さな屋台をよく見かけます。台湾のB級グルメ、鹽酥雞、滷味、雞排(台湾風のフライドチキン)や、豆花、仙草といった台湾スイーツ、他にも蔥油餅、麺線、水煎包などさまざまです。夜市はもちろん、繁華街、それにオフィス街のような比較的都会の印象が強い場所でも普通に屋台があったりするのが台湾の面白いところ。ぜひともこういった屋台グルメも楽しみたいところですね。というわけで今回は台中で60年以上の歴史を持つ老舗屋台、天天饅頭を紹介します。
天天饅頭
台中第二市場近くの老舗屋台
台中第二市場のすぐ近くの台湾大道沿いでひっそりと営業する小さな屋台があります。台中駅近くのこの辺りはやや雑然とした感のある場所ですが、それでも台中のメインストリートである台湾大道となれば大きなビルが立ち並んでいます。そんな中でこれほど小さな屋台が営業しているというのはやっぱり台湾ならではの光景ですね〜。
お店の名前は天天饅頭。看板に日本饅頭と書かれているように揚げ饅頭を販売している屋台です。
おじいさんがせっせと饅頭を作って隣で女性がその饅頭を揚げています。
キツネ色に揚がった饅頭、美味しそうですね〜。
1個5元という屋台ならではの安さです。
サックリと素朴な揚げ饅頭
5個ほど買ってみました。レトロな袋がかわいいですね。
饅頭(1個5元)
1口サイズの大きさです。揚げたてで熱いので気を付けましょう。
外側はサックリと軽い食感。中はもっちりとして中の餡がちょうどよい甘さです。特別驚くほどの味というわけではありませんが素朴な美味しさの饅頭ですよ。ちょっと小腹を満たすおやつ代わりにちょうどよいですね。
地元では新聞やテレビなどのメディアに取り上げられる有名なお店です。民國38年創立ということなので、つまり1949年の創業。60年以上の歴史がある老舗ということですね〜。少しでも長く続けていってほしいものです。
店舗情報
住所 | 台中市台灣大道一段336巷巷口 |
営業時間 | 9:00〜19:00 |
休日 | |
HP |