これぞザ・路地裏! 台南のでんでんむしストリート「蝸牛巷」に行ってみた

台南の魅力の1つに「路地裏」というのがあります。大通りからは見てわかりませんがビルとビルの隙間を入っていくと思わぬ路地裏が広がっていて驚くことがあります。単に通路があるだけでなく内部がちょっとした街のようになっているところもあり散策すると楽しいのです。中でもぜひ行っていただきたいのが民生路、永福路、中正路、西門路に囲まれた1ブロックに渡って広がる広大な路地裏。まさかこんなところにこれほどの迷路のような路地が張り巡らされているとは・・ というまさに台南ならではのザ・路地裏といった場所なのです。中でも永福路寄りのエリアは「蝸牛巷」と呼ばれ、ちょっとした人気スポットになっています。というわけで今回はこの「蝸牛巷」のある路地裏へ行ってみたので紹介したいと思います。

蝸牛巷

1ブロックにわたって広がる迷路なような路地裏

蝸牛巷の場所を簡単に地図で説明します。台南でも屈指の人気スポット正興街のすぐ近くですね。民生路、永福路、中正路、西門路に囲まれたブロックの中に面白い路地裏が展開されています。

蝸牛巷を含めたこのブロックの路地裏は民生路、永福路、中正路、西門路の四方いずれからも入ることができます。下は民生路側からの入り口です。

なぜか「いらっしゃいませ」と日本語が(笑)。蝸牛というのはでんでん虫のことですね。というわけででんでん虫のイラストなのです。

大通りに面した側はビルに囲まれているんですが内部にはまた違った街があるような感じで驚きです。

路地裏の中央付近。ほのぼのとした雰囲気です。なぜかこの場所が写真撮影スポットになっていて若者なんかが大勢やってきて写真を撮っていました。

こちらは永福路側の入り口。ほんとうっかりしてると見落としてしまいそうですが、この先に迷路のような路地裏が展開されているというのはビックリですよ。

路地裏の中には民宿やカフェなんかもあります。

こんなところにガチャガチャが(笑)。

ときどきこんなレトロな看板なんかを発見したりするのが面白い。

路上にもいろいろと細工がしてあります。

路地裏の中に廟があったり・・・

西門路側の入り口。沙淘宮と書かれた門がありますがこの奥に廟があるのです。

こちらが沙淘宮。柱の装飾がなかなか見応えあります。

ちなみに沙淘宮の隣には小豪洲沙茶爐という鍋料理の店があります。こんな路地裏の中にお店があるというのも驚きなのですが結構人気のあるお店なんですよ。他にも下記のようなお店がありますよ。
・沙淘宮菜粽
・哈利速食
・醒醒Coffee&Tea
・島旬 友善料理

ここは中正路側の入り口。ここも沙淘宮へ続いています。

西門路側の別の入り口。ここは保西宮という別の廟へ続いています。

これが保西宮。ちいさな廟ですが屋根の装飾などはなかなか立派です。それにしても1つのブロックに複数の廟があるというのはさすが古都台南といったところですね。

アートや昔ながらの看板などが目を楽しませてくれます

適当に歩いていてもときどき壁に描かれたアート的な絵やオブジェ、昔からあったのであろう看板などが表れて楽しませてくれます。

カタツムリのオブジェ、いくつ見つけられるかな?

ちなみにこの路地裏、名前が蝸牛巷っていうのは意味があってあちこちにカタツムリのオブジェがいるんです。

さていくつ見つけられるかな。

こんな高いところにもいるのでよく見ておきましょう。

コイツだけなぜかリアルなんですよね。というか殻が無いんでナメクジですよねこれ(笑)。

けっこうな数のカタツムリがいますのでよく注意して見つけてみましょう。

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