
嘉義市でも人気の高いカフェ「木商珈琲」のオーナーが2023年の12月に北榮街にオープンしたコーヒースタンド「Koffee Suika 西瓜珈琲」。嘉義の街を歩いていると木造で瓦屋根といった古い建物をよく目にするのですがこちらのお店も築数十年という日本家屋を改装。店名も「Suika」と日本語を持ってきているところなど興味深いところです。
Koffee Suika 西瓜珈琲
店名の由来は実は日本語の・・・
「Koffee Suika 西瓜珈琲」は嘉義市中央廣場から歩いて5分弱ほどの北榮街沿いにあるコーヒースタンド。もともと米穀店だった古い建物を改装した小さなコーヒースタンドです。この辺りは昔お米屋さんがたくさんあったんだそうです。
店名の「Koffee Suika 西瓜珈琲」ですが実は日本語の「スイーツ(Suitsu)と「カフェ(Kafe)」を組み合わせてものなんだとか。「咖啡」ではなく「珈琲」という字を使ってるのもそのあたりに理由があるのでしょうか。
店内は3坪ほどの広さで注文カウンターがあるだけなので基本的にテイクアウトのみです。一応、店頭にベンチが用意されているのでここでイートインすることは可能です。
コーヒー豆の販売もしているようです。包装がお米っぽくてかわいいですね。
コーヒーはエスプレッソベースとドリップコーヒーが数種類ずつ。特にエスプレッソベースはスイカやオレンジなどフルーツを使ったコーヒーが面白いですね。
スイカとコーヒー
注文したのは「西瓜珈琲」と「西瓜雪酪晶凍」。どちらも季節限定のメニューです。
西瓜珈琲(150元)、西瓜雪酪晶凍(150元)
「西瓜珈琲」を代表するメニューといっても過言ではない、何しろ店名と同じ商品名ですからね。スイカとコーヒーという予想外の組み合わせが人気のようです。見た目も鮮やかでいいですね~。
実はこれスイカ片がトッピングされてるだけでなくスイカの果汁も入ってるんですよ。ほろ苦いコーヒーと甘いスイカが意外によく合う。すっきりして暑い夏にはぴったりのメニューですね。
こちらも夏季限定のスイーツ「西瓜雪酪晶凍」。スイカのシャーベットにスイカの果肉入りゼリーのコンビネーション。
スイカの果肉を閉じ込めたゼリーが見た目も涼しげでよいですねー。
甘いスイカの風味が夏を感じさせてくれます。店頭のベンチで食べていると、小さい頃の夏に田舎の自宅の縁側でスイカを食べた記憶が蘇ってくるようです。
こちらは「雪酪美式珈琲」。美式(カフェアメリカーノ)と雪酪(シャーベット)の組み合わせでシャーベットは「柚子」「檸檬」「芒果」から選べます。このときは芒果を選択。
雪酪美式珈琲・芒果(140元)
コーヒーに浮かべた芒果のシャーベット。この濃い色が味の濃厚さを物語っています。
シャーベットは数口そのまま食べて後はコーヒーに溶かし込んで飲むことにしましょう。
スイカに負けず劣らずこちらも美味しい。瑞々しいフルーツとコーヒーの組み合わせというのはなんとも台湾らしいのではないでしょうか。
こちらは別の日にいただいた「西瓜珈琲」と「微苦焦糖 絹布丁」。
西瓜珈琲(150元)、微苦焦糖 絹布丁(95元)
プリンは瓶入り。ロゴのスイカのマークがかわいいですね。
ねっとりと滑らかな口当たりのプリンとほろ苦いカラメルが何とも言えず美味しい。このときも「西瓜珈琲」を飲んでたのですがこれはどちらかというとドリップコーヒーといっしょにいただきたいですね。
嘉義のカフェの中でもおすすめのお店の1つですよ。散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 嘉義市西區北榮街141號 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
休日 | 木金 |
リンク | Koffee Suika 西瓜珈琲 |